まずは「ひったくり」を意識して!
そんなバッグが盗まれる!
また、一度でもひったくりの被害に遭ったことのある人は、被害後は非常に警戒心を持つようになります。つまり、今後「ひったくり」の被害に遭いやすい人というのは、「ひったくり犯罪」への認識・意識が低い人、何も考えずにバッグを持ったり、自転車の前カゴに入れたりしている人だといえるでしょう。
被害に遭った人たちは、口を揃えて「夜道が怖くなった」「バッグを抱えて持つようになった」「後ろから来る乗り物や人に敏感になった」などと言います。そして何年経っても、被害時の恐怖心を忘れていません。自分が犯罪被害に遭う、ということは考えたくもない、イヤなことではありますが、それを考えておくとおかないとでは、意識がまったく違います。「私は絶対に被害に遭わないぞ!」という強い意識を持ち、具体的な防止策をとって日々行動することが必要なのです。
ひったくり被害に遭わないために必要なのはまず意識から。自分のバッグを奪われないために何をしたらいいか? 自分で考えればさらに自己防衛レベルは上がるでしょう。後になって、「ああしておけばよかった」「バッグをしっかり抱えていればよかった」「早くバイクに気づいていればよかった」など、自分を責めたり後悔したりするものです。
後悔しないためには、未然に被害を防ぐこと、できる限りのことをしておくことです。「ほんの一手間かける」だけで結果に大きな差が出ることでしょう。バッグはひったくられないように持つ、前カゴに入れるならカバーやネットを利用、もしくは雑誌1冊載せるだけでも違います。
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