「図書館戦争」シリーズで知られる小説家有川浩さんの作品「阪急電車」が映画化される事になりました。その小説のタイトル通り阪急沿線を舞台とした短編の連作集です。しかし、小説で取り上げられているのは神戸線や京都線といった「メジャー路線」ではなく、今津線。なかでも「宝塚」駅から「西宮北口」駅までの区間です。

というわけで、今回と次回の2回にわたり「阪急電車」の舞台、阪急今津線をご紹介いたします。

西宮北口と宝塚を結ぶ通勤通学路線

で、今津線てどこか?今津線は、阪急電車の3大ターミナルである「梅田」「三宮」「河原町」各駅を通らない「ローカル線」です。宝塚線の始発駅「宝塚」駅から、神戸線の特急停車駅「西宮北口」駅を経て阪神電車との乗り換え駅である「今津」駅を「つなぐ」路線です。

ところが、同じ今津線沿線なのに「つなぐ」といっても「宝塚」駅から「今津」駅へ行くには「西宮北口」駅で乗り換えが必要となります。「つながってない」のです。「西宮北口」駅を挟んで南側は、線路が高架になっており、また、ホームが別になっている事もあり、同じ沿線には思えません。

ここでご紹介する「今津線沿線」は、小説「阪急電車」の舞台となる「西宮北口」駅以北の高架になってない部分です。今回は路線としての今津線をイメージしていただけるように、車窓からの風景をご紹介します。電車に乗っている気分になってご覧下さい。