手仕込みの味噌
実は、味噌作りは意外と簡単です。そしてストレス解消にもいいんです。そして、手前味噌という言葉があるように、自分で作った味噌は、なぜだかどんな味噌よりもおいしく感じられるもの。一度作ると、市販の味噌を買う気が起きなくなるでしょう。仕込むのは冬の間がよく、わが家でも例年2月~3月に仕込みます。今の季節にぜひ挑戦してみては、いかがでしょうか?
手仕込み味噌の材料(作りやすい量)
手仕込み味噌の作り方・手順
味噌の作り方
1:
大豆をたっぷりの水に漬けて、一晩置く。
2:
鍋に戻した大豆とたっぷりの水を入れ、4~5時間程度、大豆が指で簡単に潰せるようになるまで弱火で煮込む。
3:
麹1kgをほぐし、塩350gを加えてよく混ぜる。この作業を塩切りという。
4:
大豆が煮上がったら、ポテトマッシャーや擂鉢(時間がかかります)などで潰す。
5:
潰し終わった状態。
6:
潰した大豆と塩切りした麹を混ぜ合わせる。これが味噌の原型。
7:
味噌を手でころころと丸め……
8:
仕込み用の容器の底に叩きつける。こうすることで空気が抜け、カビが生えにくい。
そして思いっきり叩きつけることでストレス解消になる。叩きつけるときは「オリャ」とか「コノヤロー」などと叫ぶとなおよい(笑)。
そして思いっきり叩きつけることでストレス解消になる。叩きつけるときは「オリャ」とか「コノヤロー」などと叫ぶとなおよい(笑)。
9:
すべて容器に入れたら、表面を平らにならし、さらにカビ予防のため塩50gをふりかける。
10:
表面をラップで覆って上から押し皿を置き、重石を載せる。ほこりが入らないようにさらに蓋をして、そのまま冷暗所に置く。
2ヶ月ほどしたら味噌をかき混ぜて天地を返し、ふたたびラップ、皿、重石をしてさらに熟成させる。カビが生えていたら適宜取り除く。
3ヶ月~1年ほど熟成させると味噌の完成。2ヶ月ほどしたら味噌をかき混ぜて天地を返し、ふたたびラップ、皿、重石をしてさらに熟成させる。カビが生えていたら適宜取り除く。
ガイドのワンポイントアドバイス
大豆と麹の量を加減すると味が変わるので、何度か作ってみて、好みの比率を見つけるとよい。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。