疑問を正すのは「クレーマー」とは言わない
よく、「不安なことはあるけれど、あまりいろいろなことを尋ねてクレーマーやモンスターペアレントと思われるのがイヤだから黙っている」とか、「待機児童が多くてせっかく入れた園だから、気になることはあるけれど、ことを荒立てたくない。とにかくこのまま静かに卒園したい」という意見を耳にします。でも、ちょっと待って。それは子どものために本当になっていますか? 「クレーマー」「モンスターペアレンツ」といった言葉が、あまりにもひとり歩きしすぎている気がします。不必要なことまであげつらって言うのと、本当に知りたいこと、大切なことを尋ねることとでは、全く意味が違います。
少しでも「変だ!」と思うことがあったら、声をあげていいのです。もし一人で不安だったら、周囲の親に声をかけてみましょう。きっと、同じように思っている人がいますよ。
子どもが1日の長い時間を過ごす保育園は、子どもにとって最善の場所であってほしいもの。そのために、親は常に厳しい目でチェックしていくことが必要だと思いますよ。
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