早期教育・幼児教育/早期教育・幼児教育関連情報

シリーズ=先生訪問!=vol.2 9歳の壁~9歳までに耳から英語(6ページ目)

我が子をバイリンガルに育てたいという方、「9歳の壁」ってご存知ですか?9歳以前に英語の音に触れておくとネイティブと同じきれいな発音・アクセントで話せるようになるそうですよ。

上野 緑子

執筆者:上野 緑子

幼児教育ガイド

■■ <Q9> ■■

では、インターナショナルの幼稚園、保育園、学校などに入るだけで、子どもはバイリンガルになれるのでしょうか?

■■ <A9> ■■

究極の質問ですね。そうあってほしい。夢です!夢!

幼稚園から高校卒業までインターで過ごせばバイリンガルになると思います。幼稚園だけインターでも英語耳が作られるので将来は役に立つはずです。5才までアメリカで過ごした子供がその後日本で高校まで出て、アメリカの大学に入学したとき、約1週間で英語が聞き取れるようになり、ネイティブに近い発音で話せるようになった例もあります。

いずれにせよ子供の英語教育は長い目で見ることが大切でしょう。
“Easy come, easy go.”

「たやすく手に入れることのできるものはすぐに消える」
ですよ!確実に英語環境を整えてあげてください。

■■ <Q10> ■■

この記事を読んでくださる方の中には、もう、9歳を過ぎたお子さんをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

9歳以前に英語の音に触れておくことが、大切だというお話をうかがいましたが、それは、できるだけ早い時期から英語に触れる習慣を付けさせたいことだと、解釈してもいいのでしょうか?

つまり、9歳を過ぎたお子さんも、もう、手遅れだと思わず、今からでも、英語の音を聞く習慣は付けていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか?

■■ <A10> ■■

9歳の壁というのは、9才以前に英語の音をよく聞いていた子どもの発音がよりネイティブに近いものになるという説です。

ですから9歳以降に初めて英語の音を聞いても発音がよくならないというのではなく、あくまでもネイティブの発音に近くなるという確率が高いということなのです。

もちろん、9歳以降にスタートしてもいいのです。遅くとも小学生のうちに英語に接する機会を作ってあげることが「きれいな英語らしい発音」を作る基礎となります。




いかがでしたか。貴重なお話をたくさんお聞きすることができましたね。インターネットの世界では、コンテンツの70%が英語で、日本語はたったの1%だそうです。つまり、英語が使いこなせると、世界が70倍にも広がるのです。

また、英語圏の国では当然のことながら、非英語圏の国同士のコミュニケーションも、やはり英語です。つまり、英会話ができると、ほとんどの国の人とコミュニケーションをとることができるのです。

これからの子ども達にとって、英語はもはや必須となってくるでしょう。早い時期から英語に触れる機会をたくさん持たせたいですね。英語のCDを流すなど、ご家庭で、できる簡単なことから始めてみましょう。

【関連サイト】

「子どものための英語」

「きれいな発音は9歳までがカギ!」

「英語保育のある幼稚園・保育園 」

「英語教育」






記事を読んでくださって、ありがとうございました

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