2歳からの「イヤイヤ」「自分でする!」は自立の第一歩

将来伸びる能力の基礎を創る!2歳から3歳学習法 

子供はママの言動に興味関心を持ち、携帯電話やママの大きなコップを同じように使いたがります

2歳を過ぎた頃から、自我が芽生えはじめ、親の言うことに対し何でも「イヤイヤ」と反応し、また子どものしていることに親が手を貸そうとすると「自分でする!」と言うようになります。いわゆる第一反抗期と呼ばれる時期に入るわけですが、この反抗は言い変えれば、親の手を離れ自立していく始まりでもあるのです。

また、ママが触っているものや言動全てに興味を持つようになります。親が目を離した隙に口紅を顔に塗っていたり、携帯電話を耳に当てていたりと、大きなコップで飲もうとしたり、身近な大人の行動を見て真似ようとしますね。言葉もさらに豊富になり、自分の意志をかなりしっかり伝えることが出来るようになってきます。

 

今、著しく発達してきている能力を充分使う

また運動機能が際立って発達し、全身が自分の意志通りスムーズに動かせるようになります。運動能力を高めることは、知的機能の発達促進にも有効です。

歩くから走る、階段を両足交互に出して上り下りする、手のひらで掴むだけでなく、指先でつまむ、押すなどができるようになります。またボールを投げること、積み木を積むことなどの他に、ぶら下がることも出来るようになります。

言葉も3語文、4語文と広がり、「△△だから□□になった」と因果関係も分かるようになってきます。

これらの今、伸びようとしている能力を充分発揮させてあげることで、子供の能力は効率よく伸び、将来の開花に繋がっていくのです。

 

伸びる能力に繋げる具体的な関わり方・学習法

nisaizigakusyuuhou2

ママのマネっこが出来るようになります。模倣することで、記憶力や観察力を養いましょう

身体機能を高めると同時に、数に興味を持たせる
鉄棒にぶら下がる、階段を上り下りするなどは、この時期に高めると良い機能を使います。ぶら下がっている時「いち、に、さん」と数えたり、階段も一段ずつ数と照らし合わせながら上り下りすることは、身体機能を高めると同時に数への興味も持つようになるでしょう。

脳から腕、指先へ指令を伝達することでシナプスを増加させる
ドングリや大豆などを指先でつまみ、ペットボトル等に入れるという作業は、指先で「つまむ」だけでなく、小さな「定まった位置で離す」ということも必要になってきます。巧緻性や判断力を養うと同時に、脳から腕、指先へと指令が伝達され、シナプスの増加にも効果的です。

■巧緻性を高める作業で集中力も養う
段ボール紙や厚紙の周りにパンチで穴を開けて、毛糸などの太めのヒモを穴に通していくのも良いですね。この時、毛糸の先はセロハンテープで巻き、固めてあげることがポイントです。

厚紙をブーツの形に切って、靴屋さんになったり、お花の形に切って、お花をもっと綺麗にしてあげよう、などと声をかけながら、ママと一緒に楽しむと、子供はとても喜び取り組むでしょう。集中力が養われるうえ、親子で一緒に制作したブーツやお花をお部屋に飾ると情緒の安定や心の発育にも良い影響を与えます。

模倣することで記憶力や観察力を養う
この頃になると、「お弁当箱の歌」「ヤキイモじゃんけんグー、チー、パー」などの少し複雑な手遊びができます。

また全身を使って「○○ちゃん、こんなこと、こんなことできますか?」とママが歌いながら、体全体でジャンプしたり、片足で立ったり、いろいろな動作をしてみせるのも楽しめるでしょう。それに応えるように、「こんなこと、こんなことできますよ~」とマネっこをさせましょう。これによって、ママのしている動作をしっかり観察し、又記憶しようとしますので、全身の運動機能とそれらの能力も高まっていくでしょう。

ストーリ性ある絵本で時間の経過に気づかせる
絵本では、簡単なストーリー性のあるものも楽しめるようになってきます。ですので日常生活に沿っているもの、時間の経過が表現されているなどの絵本を与えましょう。例えば「うさちゃんが、朝起きて、歯磨きをして、服を着換え、朝ご飯を食べて、幼稚園へ行く」などういう感じです。時間の経過を知ると同時に基本的生活習慣を身につけていくのにも役立ちますね。

 

挑戦し失敗して、ママの元へ戻ってきた時はしっかり受け止める

この時期で大切なことは、子供が挑戦し、失敗した時、どのように対応するかです。

自我が芽生え、子供が「意欲」を持って、自分で試したくなる時期です。親から見れば、「まだひとりではできないのに」と思っても、子供の意志を尊重してあげてください。そして挑戦し、失敗すれば、「ママ~、やって~」と甘えてくるでしょう。その時、「ほら、みなさい!だからまだひとりでは無理だっていったでしょ!」などと言わずに、「今度はきっとできるわよ」と子供の甘えや残念な気持ちを受けとめてあげてくださいね。

子供の心は、この甘えを適切に受け止めることで、自立していくのです。そして、また次に挑戦する意欲を持ち、更なる能力の向上につながるでしょう。


【関連記事】

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。