3.熱線で焼くタイプ
ヤーマン 「ノーノーヘア(no!no!hair)」
熱線に触れたムダ毛に熱を伝えて処理するタイプ。
【メリット】
剃る、抜くという処理方式ではなく、熱で焼き切るので痛みはほとんどない。熱エネルギーが毛根まで伝わることで、次に毛が生えてくるまでの期間が長い。回数を重ねるごとにムダ毛が目立ちにくくなる。
【デメリット】
2009年2月にヤーマン株式会社から発売されたばかりなので、熱線で焼くという処理方式の認知度が低く、使用感口コミなどの情報が少ない。
【価格帯】
2万4000円~2万9800円くらいが中心。
【代表的な商品】
ヤーマン「ノーノーヘア」
4.レーザー照射タイプ
トリアビューティー「トリア・パーソナルレーザー脱毛器」
メラニン(色素)に吸収されやすい波長のレーザーを照射して、熱でムダ毛を生み出す部分にダメージを与え、生えにくくなっていく。
【メリット】
計画的に使用することで、徐々にお手入れの回数が減っていく。
【デメリット】
業務用はレーザー照射した部分に、ゴムで軽く"パチン"とはじかれたような痛みを感じることがあるが、家庭用ではない。即時に毛が抜けるわけではなく、抜けるまでに約1~2週間ぐらいかかる。また事前にシェーバーなどでムダ毛を処理しておかなければならない。
【価格帯】
5万円~8万円くらいが中心。
【代表的な商品】
トリアビューティー「トリア・パーソナルレーザー脱毛器」
ヤーマン「フォトエピ」
このほかにも、レーザーと同じように光を使ってメラニン(色素)に作用して毛根にダメージを与える方式のものや、高周波を使って毛根に振動を伝えて処理してから抜く方式もあります。レーザー照射タイプを含めて、これらの脱毛器は一部の大型家電量販店には置いてあるようですが、主に通信販売やネットショップで販売されています。
選び方のポイントまとめ
価格が高くなるにつれて、肌への負担も少なく、次にお手入れするまでの期間が長くなる傾向があるようです。また、肌の仕上がりも良くなるようです。代表的な4つの処理方式を価格、痛み、お手入れの頻度を図にまとめてみました。(痛みの強さの感じ方には、個人差がありますので、あくまでも参考に。)
「脱毛器選び」あなたが重視するポイントは?
明日はプールに行く、パーティーでドレスを着るなど、すぐにお手入れしたいという場合には、「剃るタイプ」や「熱線で焼くタイプ」が向いているかもしれません。「抜くタイプ」も痛みが気にならなければ、すぐに処理できます。
「レーザーや光を照射するタイプ」は、即時にムダ毛が抜けおちるわけではないので、計画的にお手入れをしていく必要があります。
また、痛みを感じやすいと言われている「抜くタイプ」も最新機種ではお風呂で使える物もあり、温まって肌が柔らかく毛穴が開いた状態で使用することで、かなり痛みがやわらぐようです。
家庭用の脱毛器も進化しており、どんどん新しい機能や方式の商品が発売されます。新製品の発売は、例年2月から3月です。
自分に必要な機能・ポイントを見極めて、ピッタリの商品をセレクトしてください。