
これが寒天の原料、テングサです。
寒天の原料
寒天は、海藻から作られています。原材料として特に多いのがテングサやオゴノリと呼ばれる種類のもの。これらの海藻に水を加えて加熱することで、固まる成分(天然の多糖類=食物繊維)が溶け出ます。それを様々な方法で脱水して精製したものが寒天です。ゼリーなどに良く使われるゼラチンは、動物や魚の骨や皮から抽出したもので、成分は主にたんぱく質です。
寒天の種類
形が違うだけで成分や効果は変わりません。料理の用途により使いやすいものを選ぶと良いでしょう。■棒寒天(角寒天)
文字通り棒状の四角い寒天。水につけて戻し、煮込んで裏ごししてから固めます。
■粉寒天
粉末状になっている寒天。溶けやすく裏ごしの必要がないので手軽に使えるメリットがあります。
■糸寒天
棒寒天よりも固まる力が強いと言われています。水戻ししてサラダに入れたりしても美味しいですよ。