シンガポールフードフェスティバルとマリーナ・ベイ・サンズ
ローカルに人気のティオン・バル・マーケット。1階は市場になっており屋台は2階
さまざまな民族が暮らす
シンガポールは、まさに“グルメのるつぼ”です。シンガポールに行ってまず驚くのは人々の食に対する情熱の強さ。夜中だって、街の屋台やレストランは人でいっぱい。24時間いつでも美味しいものが食べられる、文字通りの美食天国です。
名物グルメ、チキンライス
多くの民族が暮らすため、食のジャンルも実に多彩。中国・マレー・インドといった各国料理、そしてそれらが絶妙に融合して生み出されたユニークなシンガポール料理の数々……。家で料理をつくらない外食文化の国ゆえに、安旨グルメが多いのも魅力です。その代表格は台の集合体、いわゆるホーカーセンター(ホーカーズ)。屋根つきのオープンエアのところがほとんどで、たいていのローカルフードが揃っています。
新スポットも続々登場
シンガポールは一年中ほとんど気候が変わらないのでいつ訪れてもよいのですが、夏には2010年で17回目を迎える食の祭典、「シンガポールフードフェスティバル」が開催されます。約1ヵ月の期間中さまざまなイベントがおこなわれるのですが、メインのひとつが7/16~25の「クラークキー・フードストリート」。30以上のレストランや屋台がクラークキーに軒を連ねる人気イベントです。そのほか最新のイベント情報は
シンガポール政府観光局、または
Singapore Food Festival 2010 (英語)でチェックしてみてください。2010年のテーマはシンガポールで再発見する「中国各地の料理」、日程は6/28~8/1です。
また、もうひとつ注目したいのが2010年登場の新スポット「
マリーナ・ベイ・サンズ」。ホテル、カジノ、ショッピングモールなどが入った総合エンターテインメント施設で、すでに4/27に第1フェーズをオープン。6/23にグランドオープンします。豪華なレストランの顔ぶれにも目を見張り、ミシュランの三ツ星を持つニューヨークのダニエル・ブールー氏をはじめ、ギー・サヴォワ氏、和久田哲也氏、ウルフギャング・パック氏など、錚々たるシェフたちが店を構えます。また、人気の高い地元の屋台料理を提供する「マカンスートラ・マスターズ」はなんと高級フードコート。珍しいですね。
「
この夏行きたい、美味しい国ベスト5」、続いて第1位です。
第1位はこちら>>>
非日常感あふれる夢の国