夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの(=高齢夫婦)無職世帯は約5万円の赤字
「家計調査報告 平成20年平均速報結果の概況」によると、高齢夫婦無職世帯(世帯主の年齢は73.5歳)の家計収支は、- 実収入 226,043円(社会保障給付:209,282円、その他:16,761円)
- 非消費支出 32,657円
- 消費支出 242,773円
- 不足分 49,388円
社会保障給付209,282円は、支出275,430円の76%を賄う金額で、前出の「世帯主が60歳以上の二人以上の無職世帯」より約10ポイント高くなっています。実収入や消費支出はほぼ同じなのになぜ?
理由は社会保障給付額にあります。約1.8万円も多いのです。60歳代前半は年金受給額が少ないこと、一般に「高齢者ほど年金受給額が多い」と言われている、などの結果なのでしょうか?
<高齢夫婦(夫65歳以上、妻60歳以上)のみの無職世帯の家計収支> |
「家計調査報告 平成20年平均速報結果の概況」を参考に作成した |
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