定年・退職のお金/老後資金の貯め方

退職後のレジャー資金は旅行積立で準備する(2ページ目)

退職後、年金生活になると余暇を楽しむ金銭的ゆとり感を失う人が少なくありません。夫婦や家族で楽しい時を過ごす資金作りの方法として、旅行積立の一つである「JTBレジャー年金」を紹介します。

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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サービス額の年利換算は?

「JTBレジャー年金」は年金タイプですから、積立期間中だけでなく受取期間中もサービス額が上乗せされます。積立期間中のサービス額は年利換算(単利月数計算)2.5%、受取期間中は1.0%です。

例えば、毎月3万円×60回の積立では、毎年39万75円(5年間)の受け取りになります。計算式は次の通りです。

※JTBホームページ「レジャー年金」のシミュレーション結果より作成。2013年8月2日時点

※JTBホームページ「レジャー年金」のシミュレーション結果より作成。2013年8月2日時点
(クリックで拡大)


積立後は?

毎年1回受け取るレジャー資金は、「旅行積立の旅行券 使える範囲は?」でご紹介した旅行や航空券などに使えるだけでなく、「JTBエンタテイメントチケット」と引き換えることができます。取り扱っているのは、宝塚やバレエ、ミュージカル、演劇、オペラ、JAZZやクラシックのコンサート、大相撲やサッカーなどのスポーツ観戦、美術展など多種多様です。

最近問題になっている、退職後の夫婦の精神的な疾患。仕事人間だった夫がすぐに家庭内に居場所を見出すのはなかなか難しく、一方ひとりの自由な時間を持っていた主婦が家庭内に常に夫がいる状況に慣れるには、時間と適度な距離が必要です。

その対策や、充実したセカンドライフへの扉を開く方法として、お正月を温泉地やハワイですごしたり、夫婦の記念日にコンサートに行く、など夫婦や家族で楽しい時間を共有するのは有効です。その資金に、「JTBレジャー年金」を利用するというのはいかがでしょうか。

「JTBレジャー年金 積立シミュレーション」はこちら

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