ふたりで学ぶマネー術/ふたりで学ぶマネー術

夫婦のお金、老後はどう管理する?(3ページ目)

ある日突然、自分や家族が病気や怪我で寝たきりになってしまったり、認知症などで自分のお金を管理できなくなってしまったら、どうすればいいでしょうか? 今回は、お金と暮らしを守る方法について解説します!

平野 泰嗣

執筆者:平野 泰嗣

ふたりで学ぶマネー術ガイド

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お金の管理や身の回りのこと、誰に頼む?

2人で相談
将来に向けて、お金を貯めるだけじゃなく、守る方法も考えないとだね~
任意後見人は、成人であれば、誰でもなることができます。配偶者や子どもを始め、身内の人でも、友人でも本人が「この人になら安心してお願いできる」という人に頼むことができます。といはいっても、お金にルーズな人や破産者など法律上ふさわしくないと思われる人は、避けたほうがいいでしょう。

弁護士や司法書士、社会福祉士などの専門家などに頼む方法もあります。

■「高齢者・障害者総合支援センター」
(各都道府県の弁護士会などが設置)
東京弁護士会「オアシス」
大阪弁護士会「ひまわり」

社団法人成年後見センター・リーガルサポート
(司法書士が中心となって活動)

社団法人 日本社会福祉会権利擁護センター「ぱあとなあ」

社会福祉協議会 地域福祉権利擁護事業
認知症や知的障害、精神障害がある方のために、主に次のようなサービスを行っています。
(1)福祉サービスの利用援助
(2)日常的な金銭管理サービス
(3)書類等の預かりサービス
*詳しくは、最寄りの社会福祉協議会にお問い合わせ下さい。


アキラさんとヨシコさんは色々と調べていくうちに、「うちには子どももいないし、将来は僕たちにも関係する話だよね~」と思いました。将来も2人が幸せに暮らせるために、今から「お金を貯めたり、ライフプランを立てたり」という準備と同時に、「お金と暮らしを守る方法」についても、考えてみてはいかがでしょうか。

【関連リンク】
・老後の資金1億円って本当? どう準備する?
・2人で8千万!?介護付有料老人ホームの生活
・「老後資金に不安」な人が8割! 解決法は?
・運動する、しない? こんなに違う将来の家計


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