2人の夢を書き出すヒント
いつかは景色の良い、広いバルコニーのある家に住みたい…… |
■時系列で考えてみる
一つ目は、時系列で考えてみるという方法です。今の自分たち、1年後、5年後、10年後、20年後、老後というように、近い将来は、短い期間に区切ってより具体的に、遠い将来は、長い期間で大雑把にといった感じで、時系列で考えていきます。子ども、住宅、老後などのライフイベント、家族の暮らしぶり、仕事や趣味など、時系列でイメージしながら2人で書き出してみてください。
■「お金」があったら
「夢」を実現するためには、お金がかかるものもあります。今、手持ちのお金がないと、「お金がないから……」といって、自由な「夢」の発想にブレーキをかけてしまいます。そこで、「100万円あったら……」、「1,000万円あったら……」、「1億円あったら……」のように「もし、○○円あったら……」と考えてみると、やりたいこと、欲しいものなどの「夢」のイメージがしやすくなります。
■「時間」があったら
お金と同じように、「夢」を実現するためには、時間がかかるものがあります。今は、仕事で忙しいけれども、「1ヶ月の休暇があったら……」、「1年の自由な時間があったら……」と考えると、やりたいこと、なりたい自分などの「夢」のイメージが沸きやすくなります。
■「3つの資産」で考える
ガイドコラム「人生を豊かにする3つの資産づくり」では、幸せな人生を過ごすために、「経済的資産」、「健康資産」、「社会的資産」の「3つの資産」をバランス良く育てましょうと書きました。「経済的資産」では、仕事や収入、資産運用に関することを考えます。「健康資産」では、心と体の健康に関することを考えます。趣味やスポーツなどが該当します。「社会的資産」では、キャリアプランやコミュニティへの参加などに関することを考えます。詳細は、ガイドコラムをご参照ください。
■身近な「夢」から考えよう
「夢」と聞くと大きなことを考えてしまうかもしれませんが、実現不可能な「夢」を抱いてもそれは「空想」に過ぎません。将来の暮らしぶりや、やりたいこと、なりたい自分、手に入れたいものなど、どんな小さな夢でも、その積み重ねが、最終的な幸せな人生を築いていくものだと思います。思いついた「夢」をできるだけ多く書き出してみましょう。