繰上返済適応力は50点
安易に期間短縮型で繰上返済してしまうと、将来の家計が苦しくなることも |
そこで、今、繰上返済を行うのであれば、返済額軽減型で繰上返済を行い、金利が上昇した場合でも返済額アップの幅を抑えられるようにしておきましょう。もしくは、金利変更時まで貯蓄で持っておけば、新たな返済額がわかった段階で、返済に問題がなければ期間短縮型で、返済が厳しくなるようであれば、返済額軽減型でというように、臨機応変に対応することができます。
繰上返済は早いほど効果が大きいと言われていますが、生活が大変になってしまっては本末転倒です。将来金利が変わるタイプの住宅ローンの場合には、時期が早いかどうかよりも、タイミングが最も重要なのです。
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