変動は適用金利の見直しでアップ、長期固定も上昇(2007年10月)
新規購入の人も、借換えを検討している人も気になる今月の金利の動向は? |
その他の金利タイプでは、短期の2~10年の0.05~0.2%低下したのに対して、20年以上の長期固定金利は、0.05~0.1%程度の上昇となりました。
<INDEX>
・主な金融機関の長期固定金利(30年返済)
・2ページ 新規購入組は、「フラット35」も要チェック
・3ページ 主な金融機関の10年固定は?
・4ページ お得情報満載!今月の住宅ローン情報
【関連記事】
変動と固定の安易な組み合わせは失敗の元!
金利上昇!でもまだ「低金利」といえるワケ
備えあれば憂いなし!住宅ローン金利5%が来る!?
【2007年10月】主な金融機関の長期固定金利(30年返済)
今月の主な金融機関の全期間固定、または30年固定の金利、および総支払額を比較してみましょう。<借入額3,000万円、30年返済の場合>
総支払額は、返済額の累計に保証料と事務手数料を加えたもの。保証料が必要な場合は、一律58万円として計算。保証料は、金融機関によって若干異なる場合もあります。 |
金利面では、9月に開業した住信SBIネット銀行(今月の住宅ローン情報で詳しくご紹介しています)、そして住友信託銀行が低く、続いてソニー銀行、新生銀行、となっています。ただし、住宅ローンの比較をする場合、金利以外にも注目してほしいのが保証料や事務手数料です。特に、保証料は返済年数が長いほど、借入金額が大きいほど高くなり、その金額も大きなものになります。保証料や事務手数料も考慮した総支払額での比較も、住宅ローン選びの参考となります。
総支払額では、保証料なしのソニー銀行が有利になっています。どの住宅ローンがお得か判断しかねる場合には、このように、総支払額から検討してみるというのも、一つの手です。
新規購入の人は「フラット35」も検討の価値あり。次のページで比較してみましょう。