住宅ローンの借入/住宅ローンの選び方(新規)

女性向け住宅ローンの上手な選び方(3ページ目)

女性は住宅ローンが借りにくいと言われていたのは昔のこと。今では、女性にも積極的に住宅ローンを利用してもらおうと、多くの女性向け住宅ローンが登場しています。通常の住宅ローンとの違いはあるのでしょうか?

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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最低年収や勤務形態のハードルが低いローン

最近は働き方も幅広くなっており、正社員という形態だけでなく、自分のライフスタイルに合わせ、契約社員や派遣社員という方も多くなってきました。しかし、住宅ローンに関しては、まだまだ、正社員ではないと借入れが難しいというのも現実です。ただし、下記にご紹介する住宅ローンでは、借入れできる人の条件が、通常の住宅ローンよりも、ハードルが低くなっています。

●スルガ銀行 「ホームローンレディース」「スーパーホームローンレディース」
「ホームローンレディース」は、勤続年数2年以上、年収150万円以上となっています。ただし、勤続年数は、ケースによっては2年未満でも借入れ可能な場合もあります。保証料無料、繰上返済手数料も無料で、費用面は魅力的です。勤続年数や最低年収がこの条件に満たない場合や、契約社員の場合でも、「スーパーホームローンレディース」なら申込みが可能です。ただし、金利タイプは変動金利型のみとなります。

●ゆうちょ銀行 「ホームローン夢舞台 働く女性応援型」
ゆうちょ銀行はスルガ銀行の代理店として、住宅ローンを取り扱っています。したがって、この商品はスルガ銀行のローンとなります。「働く女性応援型1」と「働く女性応援型2」があり、このうち、2の商品では、勤続年数や経営年数を問われません。ただし、選べる金利タイプは変動金利のみとなっているので、今後、金利上昇した場合でも、返済が可能かどうか慎重に検討することが必要です。

●りそな銀行 「凛」
前ページの金利優遇でご紹介した「凛」も、前年の税込年収100万円以上、給与所得者の場合には、勤続年数が1年以上と、通常のローンよりも緩やかな条件になっています。

上記のものは、勤続年数や最低年収を明記している女性向け住宅ローンです。ただし、一般的な住宅ローンであっても、例えば契約社員であっても、職種や年収、その継続性や安定性、借入額などを総合的に見て、融資してくれる場合もあります。まずは、金利条件のよい銀行などに相談してみましょう。

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