所要時間:60分以上
カテゴリー:スイーツ、タルトタタン
炊飯器で大きなケーキを焼いてみる!
5合炊き炊飯器で簡単なケーキを焼く場合、何も混ぜ物をしないときの小麦粉の量は200g、混ぜ物をするときは160gぐらいまでにします。それより多いと生焼けになりやすいからです。それでも「どうしても、大きめのケーキを焼きたい!」というメールを頂きました。お気に入りのオーブン焼きケーキのレシピの分量のまま、炊飯器で焼きたいとのことです。ならばということで、今日は、普通炊飯よりも長く炊き続けるコースを選んで、ボリュームのあるケーキを焼いてお見せしたいと思います。
生のままのりんごと小麦粉を200g使ったタルトタタン風バウンドケーキを、「分づき米炊き」で焼いてみました。白米3合が32分で炊ける我が家の炊飯器は、分づき米炊きでは40分と時間表示されます。玄米だと72分です。72分はあまりにも長過ぎると考え、分づき米炊きを選びました。
生りんごのタルトタタンの材料(8人分)
生りんごのタルトタタンの作り方・手順
生りんごのタルトタタンの作り方
1:薄力粉とベーキングパウダーを泡立て器で混ぜる
バターと卵は室温に戻す。ナッツは粗く刻む。ボウルに薄力粉とベーキングパウダーを入れて泡立て器で混ぜる。または1〜2回ふるう。
2:バターをクリーム泡立てる
バターをクリーム状になるまで泡立て器で混ぜ、砂糖を加えてふわふわになるまで泡立てる。
3:卵を一個ずつ加え、そのつどしっかり混ぜる
卵を一個ずつ加え、そのつどしっかり混ぜる。塩とバニラエッセンスを加えて混ぜる。
これまでの作業にハンドミキサーを使用しましたが、簡単なので手動の泡立て器でも大丈夫
4:粉を3回に分けて混ぜ、牛乳で少し伸ばす
ゴムベラに持ちかえて、【1】の粉を3回に分けて加え、そのつど切るようにさっくりと混ぜる。ボテッと重い生地に牛乳を混ぜて、生地を少し柔らかくする。
5:なめらかなケーキ生地のできあがり
6:りんごは4つに切って皮と芯を取る。切り込みを入れて酢をまぶす
りんごを4等分して皮と芯を取り除き、幅2〜3mm、深さ1cmぐらいの切り込みを入れる。ボウルに入れて酢(またはレモン汁)をまぶす。
7:りんごを内釜の底に並べる。
内釜にバターかサラダ油を薄くぬり、りんごを並べる。シナモンをふりかけ、レーズンとナッツを散らす。
切り込みを入れた側を釜肌にくっつけ、底の中心は空ける。シナモン、レーズン、ナッツ類ともに省略可
8:生地を流し入れ、真ん中を凹ませる。
生地を流し入れて平らにならし、真ん中を凹ませ、分づき米炊きにあわせてスイッチを入れる。
9:スイッチが切れたら試し串をする
スイッチが切れたら試し串をしてみる。生焼けならもう一度炊飯スイッチを入れる。
焼け具合をみて再加熱時間を予測する。今回は試す目的もあり、自然にスイッチが切れるまで炊いてみたところ、16分加熱後自動でスイッチが切れた
10:りんごが重く崩れやすいので、慎重に逆さにして取り出す
中までしっかり焼けたら、鍋肌とケーキの間に耐熱製のゴムベラを差し込んでくっついてる部分をはがし、ケーキクーラーの上に逆さに取り出す。
りんごが重いため、乱暴に逆さにすると崩れるので注意が必要
11:切り分け、お好みでホイップクリームを添える
完全に冷めたら、切り分けてお好みでホイップクリームを添える。
画像のクリームは、コーヒー用フレッシュクリームにフルーツ酢を混ぜて固めたもの
ガイドのワンポイントアドバイス
砂糖とバター控えめの、とてもおいしいバウンドケーキです。りんごの自然の甘さが生きています。ケーキ地はふわふわし過ぎず、キメが細かく、ほどよく重量感があります。焼き立てよりも一日置いた方が、バターがなじんで味が濃くなります。このケーキは「分づき米炊き」で焼いて45分でスイッチが切れました。試し串をしたところ中心が生焼けだったので、もう一度炊飯スイッチを入れたところ、およそ16分でスイッチが切れ、中まで火が通っていました。炊飯時間は合計で61分になりました。 同じ分量で普通の「白米炊き」でも焼いてみました。35分でスイッチが切れ、中心部分が生焼けだったので、20分ほど追い炊きして手でスイッチを切りました。これらのことから、この分量のケーキを焼き上げるには、(使用した炊飯器の場合)炊飯時間が55~60分必要だということがわかりました。もっと長く炊くコースを選んで焼けば、一回で焼けるかもしれません。調理時間が設定できる炊飯器なら、時間設定の目安になるでしょう。なお、炊飯器によって差があるので、上記はあくまで参考程度にしてください。普通の大きさで焼いた方が安心と思う方は生地の分量を2/3にしてください。