症状・病気
糖尿病 新着記事一覧(7ページ目)
糖尿病のダメージは、頭のてっぺんから足先まで
米国糖尿病協会が「頭のてっぺんから足先までの健康」というキャンペーンを始めました。これこそ、患者一人ひとりが自己の管理目標として定めるべく、当コラムでも折にふれ呼びかけてきたことです。糖尿病特有の眼の障害や腎症、末梢神経の障害はよく知られていますが、糖尿病の影響は全身に及びます。
糖尿病の原因・基礎知識ガイド記事河合 勝幸グリセミック指数(GI)と糖尿病食事療法
糖尿病と診断されて最初に学ぶのは、たくさん食べると血糖値が高くなるということです。何を食べても血糖が高くなるので途方に暮れた人もいるでしょう。しかし、食後高血糖の直接の原因は、ほとんどが糖質(消化吸収できる炭水化物)によるものです。それ故、糖質をあらかじめ決めた量に守ろうとするのがカーブカウンティング(糖質管理食)の手法です。では、どの糖質食品でも同じように量に比例して血糖が上がるのでしょうか?
糖尿病対策の生活・運動療法ガイド記事河合 勝幸「食べる順番ダイエット」と糖尿病食事療法
10年も前から今井佐恵子・大阪府立大学教授らが提唱してきた2型糖尿病の「食べる順番療法」が、いつの間にか目新しい、我慢なしの減量ダイエット法としてマスコミに取り上げられてしまいました。かつての「低インスリンダイエット」のブームで、根拠のないグリセミック指数を流布されて混乱を招いた事件が思い出されます。今回も「インスリン」が問題になりますから、その二の舞を演じてはいけません。
糖尿病対策の生活・運動療法ガイド記事河合 勝幸多すぎる糖分は尿中へ! SGLT2阻害薬の上手な使い方
以前から、販売が噂されていながら、なかなか実現化に至らなかったSGLT2阻害薬。尿糖として糖分を排泄するため、インスリンと無関係の機序であることから注目を集めました。しかし実際には服用に際し、さまざまな注意点があるようです。今回は、この新薬・SGLT2阻害薬を服用する際に知っておきたい注意点についてお話をします。
糖尿病の経口薬・インスリンガイド記事経口薬では不十分!追加はインスリンかインクレチン?
経口血糖降下薬の増量や増剤では血糖コントロールの目標が達成できない2型糖尿病患者に、持効型の基礎インスリンを経口薬と併用する、いわゆるBOT(Basal supported Oral Therapy)が2007年頃から日本でも行われています。
糖尿病の経口薬・インスリンガイド記事河合 勝幸治療計画を決める時患者に相談する日本医師は13.6%!
糖尿病患者の心理的・社会的側面に焦点をあてた世界的な調査研究DAWN2調査の結果が2013年12月5日、国際糖尿病連合(IDF)世界糖尿病会議のシンポジウムで発表されました。その報告の一つに、治療計画を決める際に担当の医療チームから意見を求められた患者は17ヵ国平均で29.3%だったのに対し、日本ではわずか13.6%に過ぎないことが分かりました。
糖尿病の治療法・病院ガイド記事河合 勝幸糖尿病の末梢動脈疾患の診断項目・治療法
糖尿病の足病変には、客観的な血流検査が欠かせません。専門の医療機関には最新の機器が揃っていますが、一人の患者としてはなかなかたどり着けないものです。正しい知識と適切な治療を受けるには患者の努力が求められます。
糖尿病の合併症(痛み・冷え・足の異常等)ガイド記事河合 勝幸糖尿病の末梢動脈疾患…危険な足の冷え・痛み・しびれ
2月10日は『フットケアの日』です。「足が冷めたいのは寒いから? 足が痛いのは年だから?」というドキッとするタイトルで、今年2014年も足を守るプレスセミナーが開かれました。末梢動脈疾患(PAD)の症状、危険因子、糖尿病患者における特徴について、押さえておきましょう。
糖尿病の合併症(痛み・冷え・足の異常等)ガイド記事河合 勝幸多過ぎる糖尿病薬…自分にベストな組み合わせ探しを!
2型糖尿病の血糖値が高くなる原因は、大きく分けて2つあります。インスリン抵抗性増大とインスリン分泌能低下です。これらが単独あるいは相まってインスリン作用が不足して食後高血糖や空腹時高血糖になります。それが高じると随時血糖値が200mg/dl以上になって尿に糖があふれ出てきて、やがて糖尿病の典型的な症状が現われて2型糖尿病の診断となるのです。
糖尿病の経口薬・インスリンガイド記事河合 勝幸種類が多過ぎる糖尿病薬……あなたの薬はベストか?
世界の糖尿病患者が3億8200万人を超え、日本の「糖尿病が強く疑われる人」も約950万人(2012年)になりました。今後も世界の人口増、都市化、高齢化で糖尿病患者は増え続けます。この巨大マーケットを狙って製薬会社がしのぎを削っています。
糖尿病の経口薬・インスリンガイド記事河合 勝幸