不動産売買の法律・制度
ガイド:平野の私的不動産用語集(3ページ目)
不動産の解説にはどうしても難解な専門用語が付きもの。しかし、いちいち用語集を探すのも面倒。そんな人のために、記事中の用語にリンクした不動産用語集を(のんびりと)作成中!
記事一覧
フラット35
ガイド記事平野 雅之フラット35【ふらっとさんじゅうご】住宅金融公庫による直接融資が廃止されるのに伴い、平成15年10月1日にスタートした新型住宅ローン。民間金融機関が融資した住宅ローンの“債権”を住宅金融支援機構(平成19年3月31日以前は住宅金融公庫)が買い取り、それを証券化して“債券”市場で投資家へ販売するため、...続きを読む
不同沈下
ガイド記事平野 雅之不同沈下【ふどうちんか】建物の基礎や地盤が不均一に沈下すること。「不等沈下」ともいう。すべての箇所が均等に沈下すれば建物への影響は比較的少ないのだが、そのような沈下は稀だ。「不同沈下」では建物構造への影響も大きく、傾斜やひび割れ、亀裂などを生じる。もともとの地盤が軟弱である、盛土の締め固めが不十分で...続きを読む
不動産取得税
ガイド記事平野 雅之不動産取得税【ふどうさんしゅとくぜい】不動産を取得したことに対して1回かぎりで課税される都道府県税。この場合の「取得」とは売買、交換、贈与、寄付、家屋の新築や増改築、土地の埋め立てなどその原因を問わず、登記の有無や有償か無償かも問わない。ただし、相続による取得や法人の合併による名義変更の場合などは非...続きを読む
元金均等返済方式
ガイド記事平野 雅之元金均等返済方式【がんきんきんとうへんさいほうしき】毎回の返済における“元金返済部分の額が一定”となるように計算をする方式。毎月決まった額の元金に、そのときの融資残高に対する利息額を加えて返済する。元利均等返済方式に比べて総支払い額は少なく済み、融資残高も一定額ずつ減少するため返済したことを実感でき...続きを読む
元利均等返済方式
ガイド記事平野 雅之元利均等返済方式【がんりきんとうへんさいほうしき】毎回の返済における利息部分と元金返済部分の“合計額が一定”となるように計算をする方式。それぞれの返済月での融資残高に対する利息額を計算し、一定の返済額から利息額を差し引いた部分が元金の返済に充てられる。元金均等返済方式に比べて総支払い額が大きくなり、...続きを読む
合筆
ガイド記事平野 雅之合筆【がっぴつ】複数の筆の土地を合わせ、一つの土地として登記すること。ただし、所有者が同じで互いに接続するとともに、字(あざ)名や地目も同じ土地であることなどが前提となる。抵当権など、所有権以外の権利の登記がされているときは合筆できないが、承役地の登記の場合および抵当権・先取特権・質権の登記で、登記...続きを読む
減価償却
ガイド記事平野 雅之減価償却【げんかしょうきゃく】物の価値は、使用または時間の経過によって低下するという考え方により、税法上における建物価額(取得費算入額)の評価は、減価償却費相当額を差し引かなければならない。減価償却には定額法と定率法があり、それぞれの資産の種類によって耐用年数とそれに相応する償却率が決められている。...続きを読む
現況測量
ガイド記事平野 雅之現況測量【げんきょうそくりょう】隣接地の土地所有者などの立会いを求めず、依頼者の指示による境界ポイントなどを基に測量すること。境界の確定を伴わないので必ずしも正しい測量とはいえないが、建築確認などでは「現況測量」で足りる。また、「確定測量」に比べて測量費用が安く、日数も短くて済むメリットがある。ただ...続きを読む
白紙解除
ガイド記事平野 雅之白紙解除【はくしかいじょ】契約に基づく約定解除権として、「融資利用の特約」(住宅ローン特約)や「買換え特約」などでは、条件が成就しないことによる解除権の行使により、契約の効力を無くすことができる。この場合、売主は受領済みの金銭(手付金や中間金など)を買主へ返還しなければならないが、契約条項に「無利息...続きを読む
閉鎖登記簿
ガイド記事平野 雅之閉鎖登記簿【へいさとうきぼ】土地の合筆登記や建物の滅失登記などにより、従前の登記が効力を失ったときにはその登記簿は閉鎖される。また、近年は登記事務のコンピュータへの移行により、従前の紙による登記簿が閉鎖された。これらの閉鎖された登記簿についても、閲覧のほか、手数料を支払うことで謄本や抄本を取得するこ...続きを読む