書籍・雑誌
話題の本関連情報(9ページ目)
芥川・直木賞ほか、各種文学賞の受賞作や受賞作品を解説しています。
記事一覧
本屋大賞決定!『ゴールデンスランバー』
ガイド記事石井 千湖まだ開催5回目にもかかわらず、すでに国内の文学賞の中でも指折りの影響力を持つようになっている本屋大賞。今年の受賞作は伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』に決定!その読みどころとは?書店員が売りたい本第1位伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』<DATA>タイトル:『ゴールデンスランバー』出版社:新潮社著者...続きを読む
男子は知らない「女子の国」の秘密とは?
ガイド記事石井 千湖女子の格差社会を生き抜く法を伝授する『女子の国はいつも内戦』など、女子の生態とその秘密にせまった本をご紹介!女子のことを知りたい男子にもオススメです。女子は階級社会です。辛酸なめ子『女子の国はいつも内戦』<DATA>タイトル:『女子の国はいつも内戦』出版社:河出書房新社著者:辛酸なめ子価格:1,26...続きを読む
夫婦の絆を見直したくなる5冊
ガイド記事石井 千湖私事で恐縮ですが、今年の3月、結婚10周年を迎えました。一見、仲むつまじい2人が別れたり、憎みあいながらもずっと一緒にいたり。自分の親や世の中を見ても、夫婦ってわからないものだなあと思います。夫側・妻側、両方の視点から夫婦の絆を考える本をご紹介!上巻と下巻で夫婦関係の見方が変わる業田良家『自虐の詩』...続きを読む
村上春樹から出発!翻訳ショート・トリップ
ガイド記事石井 千湖今まで読んだことのないような小説を読みたい――そんな人にオススメなのが海外文学だ。日本とは異なる文化も、それによって生まれた表現も新鮮。でもなぜか苦手意識を持っている人もいる。もしかしたら、自分にぴったりの翻訳が見つかっていないのかも?新訳『ティファニーで朝食を』が話題の村上春樹から出発!翻訳家を軸...続きを読む
川上未映子『乳と卵』が出た!
ガイド記事石井 千湖138回芥川賞を「乳と卵」で受賞した文筆歌手・川上未映子。話題の受賞作を収めた単行本『乳と卵』がついに発売!注目を集める作家の現時点での全著作を紹介する。川上未映子ってどんな人?芥川賞受賞でCDも話題に。<DATA>タイトル:『頭の中と世界の結婚』メーカー:ビクターエンタテインメントアーティスト:未...続きを読む
どう読む?『ツレがうつになりまして』
ガイド記事石井 千湖うつ病を患った夫との生活を描き、25万部を超えるベストセラーになったコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』。かわいくて親しみやすい絵、共感できる内容が、実際に患者になった人からも、そうではない人からも支持されている。うつ病との付き合い方が参考になるのはもちろん、家族関係を考える本としてもオスス...続きを読む
ライラの冒険『黄金の羅針盤』にハマる!
ガイド記事石井 千湖カーネギー賞と、ガーディアン賞。イギリスで最も権威のある児童文学賞をダブル受賞したファンタジー小説がある。「ライラの冒険」シリーズだ。壮大なスケール、先がまったく読めないストーリー展開、清濁併せ呑むキャラクター、思わずほしくなるようなガジェット、ミルトンの『失楽園』をベースにした深いテーマなどなど。...続きを読む
まだまだ現役!ジャンプ黄金世代の今
ガイド記事石井 千湖友情、努力、勝利。人生で大切なことはすべて「ジャンプ」から教わった――。少年少女に多大な影響を与えた「週刊少年ジャンプ」。あの名作の今を紹介!思い出に残る「週刊少年ジャンプ」の漫画ランキング.gooRanking{width:200px;float:right;line-height:1.0em;}...続きを読む
第138回直木賞ノミネート全作紹介!
ガイド記事石井 千湖いよいよ1月16日に決まる第138回直木賞。今回はミステリー系の作品が多い。注目の候補作をご紹介!2回連続、桜庭一樹が候補入りガイドのイチオシはこれ!<DATA>タイトル:『私の男』出版社:文藝春秋著者:桜庭一樹価格:1,550円(税込)まずは話題の女性作家2人と新世代戦争文学の旗手の作品から。・桜...続きを読む
2008年、品格を読書で育てる12ヶ月
ガイド記事石井 千湖『国家の品格』と『女性の品格』。ともに大ベストセラーになった本には共通点がある。・日本文化の美点を見直す・古典や名作を読む以上を品格を身につける方法としてすすめていること。2008年は現代のベストセラーから近代の名作まで、四季折々の風景や日本語の豊かさが楽しめる本を読んでみよう。1年たって気がついた...続きを読む