糖尿病
A1C・血糖値管理・血圧計・血糖測定器
糖尿病管理に欠かせないA1C、血糖値管理。A1Cの単位、血糖値の基準値、目標の立て方を始め、毎日の記録に大切な血圧計、血糖測定器に関する情報をまとめました。
記事一覧
糖尿病治療の血糖測定器のセンサーが高価な理由
ガイド記事河合 勝幸センサーのサイズは人が扱える大きさになっています。本当はもっと小さくできるのです。本文を読んでから、ルーペで構造を確認してください。長さ25mm幅6mm位の、このちっぽけなプラスチックの小片が糖尿病ケアの心強い味方とは気づかないかも知れません。しかし、これは単なるプラスチックの切れ端ではありません。...続きを読む
HbA1cから自分の平均血糖値を知る方法
ガイド記事河合 勝幸自己測定したHbA1cから平均血糖値がわかる自己血糖測定から得るものはたくさんありますHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)から過去1~2ヵ月の推定平均血糖値を知ることができます。今回は、私が実践している方法をご紹介します。HbA1c(NGSP)(%)は患者の平均血糖値を示す指標なので、以前は医師...続きを読む
ヘモグロビンA1Cを発見した Dr.Rahbar
ガイド記事河合 勝幸Dr.SamuelRahbarは1968年に糖尿病患者のA1Cが上がることを発見しました。2012年11月、糖尿病になるとヘモグロビンA1Cが明らかに上昇する事を初めて発見したSamuelRahbarMDPhDが83歳で亡くなりました。奇しくも同年4月より日本でも従来のJDS表記から北米と同じNGS...続きを読む
血糖測定器の正確度を高め、エラーを減らす方法
ガイド記事河合 勝幸前回、前々回と簡易血糖測定器の性能を考えましたが、不正確な血糖値を出してしまうのはユーザーの使い方に原因があることが多いのです。前々回に患者自身が測定器の精度確認を行う3通りの方法を説明しましたが、その3の「病院の測定機器と比較する」には、実はもう一つの大切な目的があるのです。コントロール液は血液を...続きを読む
血糖測定器の「正確度」ランキングはないのか
ガイド記事河合 勝幸コントロール液。血糖測定器とセンサーが正常に機能し、測定が正しく行われている事を確認します。各機種に専用のものがあります。日本で選べる血糖測定器は20種類ぐらいですが、米国では少なくても70機種は市場にあります。韓国や台湾、中国のメーカーも参入するでしょうから、ますますの激戦区です。こうなると私たち...続きを読む
血糖測定器を新しい機種に交換する目安は?
ガイド記事河合 勝幸10年前の血糖測定器を特に不都合がないままに使っているけど、そろそろ新機種に交換しようかな?と考えている人は意外と多いと思います。私もその一人で、5年ほど前に同モデルの測定時間15秒の新型に取り替えましたが、すぐに滞在先のスペインで紛失してしまい、バックアップとして用意していた旧型を、そのまま使い続...続きを読む
体系的な血糖自己測定(Structured SMBG)の勧め
ガイド記事河合 勝幸血糖コントロールの悪い2型糖尿病者が、決められた3日間だけ適切なタイミングで自己血糖測定(以下SMBG)を行い、自分でそれを特別な用紙に記入・グラフ化して医師とデータを共有。そのデータを活用してよりよい治療を受けることができ、一年後でも平均血糖値(HbA1c)を著しく下げることが出来たという論文が発...続きを読む
血糖管理に欲しいのに、手が届かないCGMS
ガイド記事河合 勝幸採血なしで血糖値が測定できる機器が保険適用CGMS-Gold.装着ミスのアラームはありますが、低血糖のアラームはありません。一日4回血糖測定をしてその数値を入力します。このセンサーは血液ではなく皮下の間質液を測定するので、その補正(校正)を行います。写真提供「日本メドトロニック」採血せずに血糖値をい...続きを読む
血糖自己測定は最初の血の一滴でする?それとも2番目?
ガイド記事河合 勝幸フルーツを扱った手は二番血液でも不正確になります。必ず手を洗ってください。糖尿病治療において「知識は力なり」を実感することがままあります。血糖自己測定では、手を石けんで洗ってからよく乾かし、最初の穿刺で得た血液を測定するのが正確です。でも、手を洗えない時は?どうしましょうか。その場合は、最初の血の一...続きを読む
A1C5%達成の道! そもそもA1Cとは
ガイド記事河合 勝幸糖尿病コントロールにはA1Cと血糖測定が大切です。病院へ行く日が近づくと、あわてて節食・運動に励んでいませんか?でも「ヘモグロビンA1C」の検査をすると、それまでの不摂生がバレてしまいますね!これって、迷惑なんだけど……ヘモグロビンA1Cって何?糖尿病は血液中のブドウ糖をうまく処理できない病気ですか...続きを読む