リタイア後の生活資金のために自分で運用するお金のことを、自主年金といいます。自主年金の運用は、現役時代と違って、より注意が必要です。

自主年金運用の大前提は

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日本一国の民間企業に預けるよりも、世界全体のグローバルな経済成長に、あなたの年金資産を預けた方が安心だと思いませんか?

自主年金の運用として想定できる条件や留意点は以下の通りです。

■運用金額が500~3,000万円くらい
この規模で、銘柄株につっこむと投資対象が限られ、十分な分散はむずかしい

■いつでもおろせる流動性は確保したい
収入がなくなっている段階での投資なので、いざというときにはすぐ換金できることが安心!

■そうはいっても短くても10年は運用する長期戦
ほとんどの人は、年金資産を2倍や3倍にはしたいはず。そのためにじっくり時間をかける!

■リスクを手軽にコントロールしたい
しかし、決して損はできない投資でもあるので、リスク・コントロールは抜かりなく!

■今の自分に出来る身の丈に合った投資
急に投資の天才にはなれないので、今の自分の能力でこなせることに限定したい!

以上のような前提条件に立つときに、おすすめできる運用方法は、投資信託を使ったポートフォリオ運用です。投資信託による国際分散投資は、投資の3原則をきれいに満たすことができるからです。

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世界の資産を組み合わせるポートフォリオが基本


大きなリターンを得たい人にとって、リスクは避けるものではなくて、コントロールするものです。リスク・コントロールの第1歩は分散!十分な分散とは、世界の主要な資産(株と債券)にまんべんなくお金を配分することです。

世界分散投資を銘柄株式で実行するには億単位のお金と世界中の市場にアクセスする英語力が必要となります。そこまではチョット・・・という方には、投資信託を組み合わせて買う方法が無難であるといえます。

投資信託であれば、1万円から買えますし、その1本の中には数十から数百銘柄の株式が含まれていますから、自然と分散することができます。また、情報収集や銘柄選択はファンドマネージャーがあなたの代わりに取り組んでくれているのです。

ポートフォリオ運用の過去の成績は、過去の株式市場での騰落率を見れば、ご想像がつくはずです。たとえば、TOPIXはこの30年間で平均して、年率8%で成長し、米国のS&P500は13%、アジアのハンセン指数は34%の成長を遂げているのですから、これらを組み合わせた株中心のポートフォリオは大きく成長しました。この基調は、資本主義経済のある限り続くと考えています。
もう少し最近のデータを知るためには、以下の記事を読んでください。

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リタイア後のお金の預け先について、だいたいのイメージはできましたか?次のページでは、具体的なプロセスと注意事項です。