第二ステップ 取引金融機関を選ぶ
アセットアロケーションを理解している担当者と付き合えるなら、第一ステップが金融機関選択の後にきてもかまわない。 |
1.商品の購入窓口として:でも、それだったらどこでもいいし、ネット証券でもいいかもしれません。
2.商品情報の源として:投資信託の特徴や過去のレコード、ファンドマネージャーの手腕とその評価などなど。商品を選択するときの判断材料を提供してもらいますが、証券会社や担当者によって情報の質には相当の差が存在しています。中立的、客観的な情報をさずけてくれる良心的な証券会社を探しましょう。
3.商品保有期間中の照会先として:良い投資信託も時間が経つと変質、劣化、消滅することがあります。正しい情報を適切なタイミングでもらえないと、あなたのポートフォリオは大きく育ちません。
すべての投資信託の情報は開示されていますので、自分で何もかもできる!というツワモノは2と3のニーズがありませんから、ネット証券でいいのでしょう。また、銀行や郵便局には、専門の担当者がいないこともあります。
ほとんどの個人投資家にとって、購入窓口の金融機関は貴重な参謀役であり、情報洪水におぼれないための道しるべです。それは、あたかも山登りをするときの、地図とコンパスのようです。
良心的な証券会社が見つかれば、第一ステップと第二ステップの順序が逆になってもOKでしょう。
さあ、最後の第三ステップへ!