台湾茶の相場
美味しいお茶に出会ったら、チャンスを逃さないで |
デパートに必ず入っているブランド「天仁茗茶」が、だいたい相場くらいの値をつけています。2009年の春茶「春之茶」は1缶225gで900台湾元(約2,700円)。100gあたり400台湾元(約1,200円)ですね。円高のおかげでこれでも以前よりずいぶん安くなりました。春茶より冬茶の方が高いお店もあります。
値段の違いは摘み取った時期や産地、それに手摘みかどうかなど様々な理由があります。台湾の茶葉店の多くは試飲が可能ですので、まずは一杯飲んでみてはいかがでしょう。1煎程度しか出せない日本茶と違い、台湾茶は4~5煎飲むことが出来ますから、かえってお得かもしれません。
茶葉はどこで買ったらいいの?
決して安いものではないので、できれば空港ではなく街の茶葉店で、試飲をしながらゆっくり買うのがおすすめです。ただ、旅程的に茶葉店に寄れないとか、茶葉店がホテルの近くにないといった場合は、デパ地下の天仁茗茶で購入するといいでしょう。天仁茗茶は台北市内に25店あり、スタッフの接客が忙しくなければ試飲もできます。茶葉の量は、以前は大きな300g缶が多かったのですが、小さい缶を好む日本人向けに、最近は100g位の小さめパッケージも増えています。それでは台北市内にあるたくさんの茶葉店の中から、おすすめのお店をご紹介します。
茶の歴史を体感できる、有記名茶
目の前はお茶をテーマにした公園です |
凍頂烏龍茶は600g600台湾元(約1,800円)から。小さめの缶もあり、形がおしゃれでいくつも揃えたくなってしまいそうです。
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■有記名茶(ヨウジーミンチャー)
住所:台北市重慶北路2段64巷26號
アクセス:MRT淡水線雙連駅徒歩約10分
TEL: (02)2555-9164
営業時間:9:00~20:30
定休日:毎月第2・4日曜
台湾スター御用達の店、王徳傳
誠品商場敦南店、台北101、太平洋崇光復興店に支店があります |
凍頂烏龍茶1缶150g850台湾元(約2,550円)のほかにも、台湾産から大陸の銘茶を含めてとにかく種類が豊富な店。長春店にはティーサロンが併設しているので、こちらで一服いただいてからおみやげを買うのもいいですね。
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■王徳傳茶荘(ワンドァヂュアンチャーヂュアン)
住所:台北市長春路14之1號
アクセス:MRT中山駅徒歩10分
TEL: (02) 2561-8738
営業時間 :10:30~21:00
定休日:なし
茶器と茶葉に根強いファンが多い、奇古堂
奇古堂の茶器は店のオリジナル。この茶器目当てに訪れる人も多い |
百聞は一見にしかず、まずはお店を訪れてみてください。日本語の堪能な沈先生のお話を聞くのも楽しい時間です。凍頂烏龍茶100g1,000台湾元(約3,000円)、杉林渓茶100g1,200台湾元(約3,600円)など。
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■奇古堂(チークータン)
住所:台北市仁愛路三段160號 福華大飯店(ハワードプラザホテル)B1階
アクセス:MRT忠孝復興駅から徒歩5分
TEL:(02) 2706-6247
営業時間:8:00~22:00
定休日:なし
通好みのシックな店、冶堂
茶藝館「回留」の脇の道を入っていくとあります |
展示されている茶器の中には何健さんがデザインしたものもあり、こちらも購入が可能。茶葉は300台湾元(約1,050円)から、高山茶200g1,200台湾元(約4,200円)など。
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■冶堂(イェタン)
住所:台北市永康街31巷20之2號1樓
アクセス:MRT中正紀念堂駅、またはMRT大安駅からタクシーが便利
TEL:(02)3393-8988
営業時間:13:00~22:00
定休日:なし