ハワイでレンタカー利用中、トラブルに巻き込まれたら…
ハワイを自由に走り回れるレンタカー。でも、交通規則はしっかり守って。旅行者でも罰せられます
<目次>
- レンタカートラブル1 駐車違反
- レンタカートラブル2 レッカー移動
- レンタカートラブル3 スピード違反
- レンタカートラブル4 飲酒運転
- 交通違反罰金の支払い方法
- レンタカートラブル5 レンタカーの故障
- もしも事故に遭遇したら
- レンタカートラブル6 車上荒らし
- ガイドの車上荒らし体験談
レンタカートラブル1 駐車違反
時間制限付きのメーター(場所)もあるのでご注意を
観光スポットが集中するオアフ島のワイキキやダウンタウンは、特に取り締りが厳しい場所です。ガイドもダウンタウンの路上パーキングメーターで、コインが切れてから10分も経たないうちに反則切符を切られたことがあります(15年ほど前。当時で罰金30ドル)。コインは多めに入れておきましょう。
<関連記事>
ワイキキの駐車場を紹介しています
ハワイの駐車場事情とガソリンスタンドの利用方法
レンタカートラブル2 レッカー移動
終日駐車禁止の標識。時間制限がある場合は、禁止時間が表示される
友人の体験談ですが、オアフ島ノースショアのワイメアビーチ駐車場で、停めてはいけない場所に駐車してしまい、海水浴中にレッカー移動。ワイメアから親子3人水着のまま市バスに乗り、レッカー会社へ向かったのだそう。罰金は、レッカー代含め約200ドル。手続きにもかなりの時間を費やしたといいます。
レンタカートラブル3 スピード違反
高速道路やホノルル郊外の道路など、広い道路を走るとついついスピードもアップ。車の速度表示もマイルなので気を付けて
レンタカートラブル4 飲酒運転
レストランやバーへはタクシーやUberで
<関連リンク>
在ホノルル日本国総領事館 「ハワイ州における飲酒運転規制について」
交通違反罰金の支払い方法
罰金はクレジットカードで支払いできるので、早めに手続きを
万一反則切符を切られたら、速やかに支払いを済ませましょう。ガイドが駐車違反で切られた時には、反則切符に「15日以内ならば30ドル、それ以降は55ドルの罰金」であること、「VISA、または、MASTERカードでの支払いが可能」と記されていたので、切符にカード番号等を記入し、添付の封筒に入れて郵送しました(ホテルのフロントに相談し、郵送もお願いしました)。
ほかに、マネーオーダー(郵便為替)の郵送、ウェブサイトからのクレジット払い、また、ホノルルでは、ダウンタウンの地方裁判所2階にある「Traffic Violations Bureau」(1111 Alakea St. 808-538-5500)で支払うことが出来ます。
レンタカートラブル5 レンタカーの故障
アラモアナセンター駐車場で、まさかのエンスト体験
故障から4時間、やっと代車が到着
また、最近はシステム上は少なくなったインキー(鍵の閉じ込め)もロードサービスへ連絡を。レンタカーを借りた営業所に連絡してもらい、スペアキーを現場に持ってきてもらうのですが、対応可能なのは営業時間内となります。実は、ガイドはインキーも経験済み。開錠の手数料は、10ドルでした。
<おもなレンタカー会社の24時間対応ロードサービス>
日本語スタッフへ通じる電話番号ですが、はじめに英語のオペレーターが出る場合もあります。慌てずに「ジャパニーズ・プリーズ」で繋いでもらいましょう。
- ハーツレンタカー:日本語サービス 1-800-654-5060
- ダラーレンタカー:日本語サービス オアフ島 922-1877 (ネイバーからは1-800-394-2246)
- バジェットレンタカー:日本語ヘルプライン 1-800-890-0046
- アラモレンタカー:マルチリンガルライン 1-800-803-4444
- エイビスレンタカー:日本語通訳アシスタンスサービス 1-800-890-0046
- ニッポンレンタカー:ワイキキ営業所(日本語) 922-0882
もしも事故に遭遇したら
あってはならないことですが、万一事故を起こしてしまったら、また巻き込まれてしまったら、とにかく慌てず落ち着くこと。そして――- ケガがないかを確認し、クルマを道路の端に寄せる
- 公衆電話やフリーウェイのコールボックスから警察(911)に連絡。「ジャパニーズ・プリーズ」で日本語が話せる警察官に繋いでもらう
- レンタカー会社に連絡
- 相手がいた場合は、名前、連絡先、免許証番号、車のナンバーを交換
- 警察やレンタカー会社の指示に従い、事故報告書や保険請求の際に必要な書類を記入
決して事故の責任を認めたり(I'm sorryと言わない)、当事者同士での示談をしてはいけません。
<関連リンク>
在ホノルル日本国総領事館「ハワイ安全マニュアル」
レンタカートラブル6 車上荒らし
旅行者が集まるビーチパーク、ショッピングセンターは要注意(画像はハナウマ湾)
駐車時は、車内に貴重品や買い物袋、サングラスなどを置いたまま離れないのが基本です。やむを得ず荷物を置いて離れる場合は、トランクへ。それも駐車場所でトランクに移しかえるのではなく、前もって別の場所で移しておくぐらいの防犯が必要です。薄暗い場所やひと気の少ない場所への駐車も避けましょう。
ガイドの車上荒らし体験談
ハワイでは重大犯罪はそれほど多くないが、車上荒らし等の盗難は頻繁に起きている
まずは、スーパーの警備スタッフに状況を説明し、警察を呼んでもらうことに。警察によると、ドアノブの鍵部分に何かを差し込んだ傷があると言います。経過説明、盗まれた物品等を話して「ポリスレポート」を作成してもらい、その番号を教えてもらいました。
その後、レンタカー会社の日本語ロードサービスに連絡。ポリスレポート番号の有無を聞かれ、レンタカーを交換するために、貸し出したホノルル空港の営業所へ来るようにとのこと。営業所でポリスレポート番号を伝え、書類を作成し、新しいレンタカーでワイキキへ戻りました。結局、荷物がみつかることはなかったものの、海外旅行保険の携行品損害をかけていたので、サブバッグ、子供の洋服や下着まで保険が適用されました。
レンタカーを停める時は、店入口近くの明るい場所へ。荷物は残していかない。もしも遭遇したら、警察に被害を届け出て、ポリスレポートを作成してもらいましょう(レンタカー会社届け出、保険請求、パスポート再発給等に必要)。万一のために海外旅行保険には加入を!
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