ハワイでレンタカー利用中、トラブルに巻き込まれたら…

ハワイを自由に走り回れるレンタカー。でも、交通規則はしっかり守って。旅行者でも罰せられます

ハワイを自由に走り回れるレンタカー。でも、交通規則はしっかり守って。旅行者でも罰せられます 

交通違反の取り締りが厳しいハワイ。さらに、慣れない左ハンドル、右側通行、交通ルールで思わぬトラブルに遭遇することも。そこで、ガイドの恥ずかしい体験談を交えながら、旅行者によくあるレンタカーのトラブル事例とその対策・対処法をご紹介します。

<目次>  

レンタカートラブル1 駐車違反

時間制限付きのメーター(場所)もあるのでご注意を

時間制限付きのメーター(場所)もあるのでご注意を

ハワイの駐車違反の取り締まりは、とても厳しいことで有名。ほんの少しだけ……と軽い気持ちで路上駐車をすると、すぐに反則切符を切られてしまいます。基本的に「TOW AWAY」標識のある場所(レッカー移動区域)、縁石が赤や黄色に塗られた場所、黄色い消火栓のある場所は、駐車禁止です。必ず路上パーキングメーターや駐車場を利用しましょう。

観光スポットが集中するオアフ島のワイキキやダウンタウンは、特に取り締りが厳しい場所です。ガイドもダウンタウンの路上パーキングメーターで、コインが切れてから10分も経たないうちに反則切符を切られたことがあります(15年ほど前。当時で罰金30ドル)。コインは多めに入れておきましょう。

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レンタカートラブル2 レッカー移動

終日駐車禁止の標識。時間制限がある場合は、禁止時間が表示される

終日駐車禁止の標識。時間制限がある場合は、禁止時間が表示される

駐車違反の切符を切られるだけでなく、レッカー移動されてしまうケースもあります。その場合は、「911」に電話をしてレッカー会社の連絡先を確認。違法駐車をした場所、車のナンバーで、その地域のレッカー会社を教えてくれるので、レッカー会社へ行ってレッカー移動料と保管料を支払い、駐車違反の切符を受け取ります。

友人の体験談ですが、オアフ島ノースショアのワイメアビーチ駐車場で、停めてはいけない場所に駐車してしまい、海水浴中にレッカー移動。ワイメアから親子3人水着のまま市バスに乗り、レッカー会社へ向かったのだそう。罰金は、レッカー代含め約200ドル。手続きにもかなりの時間を費やしたといいます。
 

レンタカートラブル3 スピード違反

高速道路やホノルル郊外の道路など、広い道路を走るとついついスピードもアップ。車の速度表示もマイルなので気を付けて

高速道路やホノルル郊外の道路など、広い道路を走るとついついスピードもアップ。車の速度表示もマイルなので気を付けて

真っ直ぐ伸びる広い道路を走っていると、スピードも上がりがちですね。しかし、パトカーや白バイが隠れている可能性も。サイレンを鳴らして近づいてきた場合は、道路の脇に停車して警官の指示に従いましょう。制限速度(1マイル=時速約1.6キロメートル)を守り、安全運転を心掛けましょう。
 

レンタカートラブル4 飲酒運転

レストランやバーへはタクシーやUberで

レストランやバーへはタクシーやUberで

ハワイの飲酒運転に対する法律は厳しく、逮捕された場合、14時間以上のリハビリプログラムへ参加のほか、72時間の地域奉仕活動、48時間以上5日以下の拘留、150ドル以上1000ドル以下の罰金などの処罰を受けることに。また、車内に栓を抜いたアルコールを置いての運転は禁止。同乗者が車内でアルコールを飲むのもタブーです。

<関連リンク>
在ホノルル日本国総領事館 「ハワイ州における飲酒運転規制について」

 

交通違反罰金の支払い方法

罰金はクレジットカードで支払いできるので、早めに手続きを

罰金はクレジットカードで支払いできるので、早めに手続きを

万一反則切符を切られたら、速やかに支払いを済ませましょう。ガイドが駐車違反で切られた時には、反則切符に「15日以内ならば30ドル、それ以降は55ドルの罰金」であること、「VISA、または、MASTERカードでの支払いが可能」と記されていたので、切符にカード番号等を記入し、添付の封筒に入れて郵送しました(ホテルのフロントに相談し、郵送もお願いしました)。

ほかに、マネーオーダー(郵便為替)の郵送、ウェブサイトからのクレジット払い、また、ホノルルでは、ダウンタウンの地方裁判所2階にある「Traffic Violations Bureau」(1111 Alakea St. 808-538-5500)で支払うことが出来ます。

 

レンタカートラブル5 レンタカーの故障

アラモアナセンター駐車場で、まさかのエンスト体験

アラモアナセンター駐車場で、まさかのエンスト体験

車の故障やパンクなど、何か異常を感じた場合には、すぐにレンタカー会社の24時間対応ロードサービスに連絡しましょう。事前にロードサービス、利用営業所の電話番号をメモし、携帯しておくことをおすすめします。
 
故障から4時間、やっと代車が到着

故障から4時間、やっと代車が到着

大手のレンタカー会社では、きちんとした車両整備が行われており、故障はまず考えられないと思われますが、ガイドは、その稀な故障にエンストリモコンキーのバッテリー切れで2度遭遇。借り手側には責任はないものの、手続きの都合上、解決するまで現場を離れることができませんでした。

また、最近はシステム上は少なくなったインキー(鍵の閉じ込め)もロードサービスへ連絡を。レンタカーを借りた営業所に連絡してもらい、スペアキーを現場に持ってきてもらうのですが、対応可能なのは営業時間内となります。実は、ガイドはインキーも経験済み。開錠の手数料は、10ドルでした。

<おもなレンタカー会社の24時間対応ロードサービス>
日本語スタッフへ通じる電話番号ですが、はじめに英語のオペレーターが出る場合もあります。慌てずに「ジャパニーズ・プリーズ」で繋いでもらいましょう。  

もしも事故に遭遇したら

あってはならないことですが、万一事故を起こしてしまったら、また巻き込まれてしまったら、とにかく慌てず落ち着くこと。そして――
 
  1. ケガがないかを確認し、クルマを道路の端に寄せる
  2. 公衆電話やフリーウェイのコールボックスから警察(911)に連絡。「ジャパニーズ・プリーズ」で日本語が話せる警察官に繋いでもらう
  3. レンタカー会社に連絡
  4. 相手がいた場合は、名前、連絡先、免許証番号、車のナンバーを交換
  5. 警察やレンタカー会社の指示に従い、事故報告書や保険請求の際に必要な書類を記入

決して事故の責任を認めたり(I'm sorryと言わない)、当事者同士での示談をしてはいけません。

<関連リンク>
在ホノルル日本国総領事館「ハワイ安全マニュアル」
 

レンタカートラブル6 車上荒らし

旅行者が集まるビーチパーク、ショッピングセンターは要注意(画像はハナウマ湾)

旅行者が集まるビーチパーク、ショッピングセンターは要注意(画像はハナウマ湾)

駐車中の車の鍵をこじ開けて、荷物を盗む車上荒らし。旅行者を狙った車上荒らしは頻繁に発生しており、オアフ島のハナウマ湾、ハロナ潮吹き穴、サンディビーチなど東海岸のビーチパークや観光地、ノースショアのビーチパーク駐車場のほか、アラモアナセンター、ワイケレ・プレミアム・アウトレットなどショッピングセンターの駐車場も要注意です。

駐車時は、車内に貴重品や買い物袋、サングラスなどを置いたまま離れないのが基本です。やむを得ず荷物を置いて離れる場合は、トランクへ。それも駐車場所でトランクに移しかえるのではなく、前もって別の場所で移しておくぐらいの防犯が必要です。薄暗い場所やひと気の少ない場所への駐車も避けましょう。
 

ガイドの車上荒らし体験談

ハワイでは重大犯罪はそれほど多くないが、車上荒らし等の盗難は頻繁に起きている

ハワイでは重大犯罪はそれほど多くないが、車上荒らし等の盗難は頻繁に起きている

大変恥ずかしい話なのですが、ガイドもワイキキ近くのスーパーマーケットで車上荒らしに遭遇しました。夕方の混雑時、駐車スペースが空いていたのは、店内入口に一番遠い公道側。買い物から戻ってみると、窓等壊されることなく、シートの下に隠していったサブバッグ(バスタオル、子供の着替え、万一の時の薬セット)が消えていました。

まずは、スーパーの警備スタッフに状況を説明し、警察を呼んでもらうことに。警察によると、ドアノブの鍵部分に何かを差し込んだ傷があると言います。経過説明、盗まれた物品等を話して「ポリスレポート」を作成してもらい、その番号を教えてもらいました。

その後、レンタカー会社の日本語ロードサービスに連絡。ポリスレポート番号の有無を聞かれ、レンタカーを交換するために、貸し出したホノルル空港の営業所へ来るようにとのこと。営業所でポリスレポート番号を伝え、書類を作成し、新しいレンタカーでワイキキへ戻りました。結局、荷物がみつかることはなかったものの、海外旅行保険の携行品損害をかけていたので、サブバッグ、子供の洋服や下着まで保険が適用されました。

レンタカーを停める時は、店入口近くの明るい場所へ。荷物は残していかない。もしも遭遇したら、警察に被害を届け出て、ポリスレポートを作成してもらいましょう(レンタカー会社届け出、保険請求、パスポート再発給等に必要)。万一のために海外旅行保険には加入を!


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