記事トップ>シドニー>ブリスベン/ゴールドコースト/ケアンズ>メルボルン>パース
シドニーにおける被害状況と実際起こったケース
最近シドニーでは、シティ・レールでの被害・事件が増加し、問題になっています。とくに、シドニー西部及び南西部の駅の危険度が高くなっています。電車を利用する際には、日中であっても人気のない車両の利用は避け、夜間は「ナイト・セーフ・キャリッジ/Night Safe Carriage」と呼ばれる車掌または警備員が乗っている車両を利用するよう心がけてください。※ナイト・セーフ・キャリッジは、青ランプが点灯しています。
主な被害例
- 電車内において暴行され、強盗被害に遭遇。暴行や婦女暴行なども含め事件発生件数の多い駅は以下の通り。シティ・サークル内の8駅=Central, Town Hall, Wynyard, Circular Quay, St James, Museum, Martin Place, Kings Cross (暴行160件、婦女暴行15件)、Blacktown(暴行54件、婦女暴行3件)、Campbelltown(暴行43件)、Parramatta(暴行43件)、Penrith(暴行39件)、 Strathfield(暴行34件)、Liverpool(婦女暴行3件)
- 市内中心部他での置引き、スリ、引ったくり等の窃盗被害が多く、届出のあった邦人=日本人だけで77件。ホテル、飲食店(カフェ、ファーストフード店、フードコート、レストラン、パブ等)、ショップ、ブティック、インターネットカフェなど、至る所で発生している。とくに被害が目立ったのは、市内中心部の人通りが多く混雑した場所にあるカフェ。
- シドニー市内ロックス、サーキュラーキー、ハイドパークなどの観光スポットにおいて、偽警官らによる日本人観光客等を狙ったクレジットカードのスキミング事件が連続して発生。
主な手口は、以下の通り。
警察官の制服のようなものを着た男性が、「麻薬の捜査をしているから身分確認のためパスポートとクレジットカードを見せて欲しい」と、身分証のようなものを見せながら近づき、クレジットカードを差し出すと小さな機械に挿入。そして「偽造かどうか確認するから暗証番号を押すように」と促し、番号を押すと「確認できた」と言って、カードを返却。不審に思ったカード所有者がカード会社に確認すると、限度額目一杯まで現金が引き出されているというもの。 -
バックパッカーズ(安宿)での盗難、路上における車上荒らしが増加。
-
東部ビーチエリアのクージー地区で、複数の犯人にパスポート、財布、カメラ等の貴重品入りのバッグを強奪されるという事件が発生。
- シドニーのショッピングセンター駐車場において、2人組の男から「香水のアンケートをとるので協力して欲しい」と言われ、匂いを嗅がされたものが実は麻酔薬であり、金品を奪われるという事件が発生。
- パスポートの紛失・盗難が多発。紛失・盗難されたパスポートは、外国人によって不正使用される可能性が高くなっている。
【シドニーにおける過去の被害ケース】
2001-2002年度 2003-2004年度 2004-2006年度
被害に遭わないために …被害事例から見る防犯対策