注)この記事は、(上)『過去2年間に実際起こった邦人被害ケース』と(下)『近年増加する悪質な犯罪と被害に遭わないための防犯対策(コレ)』二部に分かれています。ここからご覧になった方は、是非(上)から通してお読みください!

日本同様の悪質な手口による犯罪が増加

過去最も多かった日本人旅行者被害ベスト5は、比較的軽犯罪ともいえますが、近年はこれらに加え、日本でも大きな社会問題となった「オレオレ詐欺」や「振り込め詐欺」、そして「ATM(現金自動支払機)でのスキミング」による被害報告も。これまで以上に警戒すべきことが増えたともいえます。

また、クイーンズランド州の主要都市部ではない場所(一般的に田舎といわれるような場所)でも、日本人女性が強姦・傷害事件に巻き込まれる事件がありました。なんと、クイーンズランド州における強姦事件被害者の3%は日本人女性という報告もあり、一番多いのはゴールドコースト中心地(サーファーズ・パラダイス)のクラブ等で、誘い出された後に被害に遭うケースとか。女性の皆さん、ターゲットにならぬようご用心を。

急増するドリンク・スパイクに要注意!

最近、オーストラリア各地でまるで“流行”のように急増しているドリンク・スパイク(または、ドリンク・スパイキング)=睡眠薬や麻薬を混入したドリンクによる犯罪。ここ数年増加する一方で、日本人旅行者はもとより、ローカル(オーストラリア人)も含めた現地在住者まで被害者に…。

このドリンク・スパイク被害では、数年前日本で起こったイギリス人フライト・アテンダントが殺害された「ルーシーさん事件」にも見られるように、薬物の影響で死亡するケースも。実際、数年前の殺人事件において、ドリンク・スパイク被害で死亡したと認定されたケースもありました。被害に遭ってしまったら命に関わるかもしれない恐ろしいものなのです!

このドリンク・スパイクについて、まずはどんな状況でドリンク・スパイクされるのか?など、被害例から対策などを詳しく解説しました!下の「被害に遭わないために 」の対策一覧リンクからどうぞ。また、各都市における邦人被害状況はこちらの都市別被害ケースから。

また、こうした薬物に関わる事件では、被害者のみならず、加害者になってしまうことも!過去にも日本人旅行者が加害者となり、逮捕・服役というケースが発生しています。十分にご注意を。

被害に遭わないために

 
せっかく楽しい気分で出発したのに…
という後悔をしないように!
それでは、被害に遭わないためにはどうしたらいいのか?まずは、どんな状況で事件が起きているのかを把握し、被害パターンを認識しておくことが肝心。そして、できる限り同じような状況を作らないように、もしくは、なりそうな場合にもその状況を打破できるよう、常に頭の中でシュミレーションしておくことだそうです。

被害の事例から、できる限り被害に遭わないための防犯対策をまとめてみました。

被害に遭ってしまったら…

それでももし、犯罪に巻き込まれてしまった場合は日本大使館や領事館へ連絡するのが一番。主要都市の日本大使館・領事館一覧とオーストラリア国内緊急連絡をまとめた『被害に遭った時の緊急連絡先一覧』ページを作りましたので、お出掛けの際は、是非プリントアウトしてお持ちください。きっとお役に立ちます!

被害に遭った時の緊急連絡先一覧 …主要都市の日本大使館・領事館一覧とオーストラリア国内緊急連絡先

※3ヶ月以上滞在する場合は、必ず日本大使館、または領事館に在留届を提出し、記載内容に変更があった場合や帰国する際には必ず連絡を。常に所在をハッキリさせておくこともトラブル回避につながります。