パスタ作りの材料、本場の極意はαとβにあり?!
「もっと早くまわして!」激(?)が飛ぶパスタ作りの現場…30代後半ローマ人のロレーナさんと、生のイタリア体験ができます(笑) |
ボウルなんて必要ない!テーブルなど、台の上で捏ねますよ |
- 薄力粉 50g+α
- 強力粉 50g+β
※α、βは捏ねながら足していく分量。天候、卵の大きさ、好みによって分量は変わるため、「作り始める前には、誰にもわからない」ものなんだそうです!ただし、常にα:β=1:1になるように足していきます。今回は最終的に200gになりました。それぞれ約50g程度を捏ねながら足していった計算になります。
パスタマシーンでの伸ばし方にもコツがあります。 |
- 卵 1個(100gに対して1個)
- 卵の殻半分の白ワイン
※家庭によって入れたり入れなかったりです。パスタ生地に風味がつくのでおススメ
- 塩、オリーブオイル少々
●作り方
- 1 粉を山状に置き(写真右)、真ん中をへこませて、そこに卵、白ワイン、塩、オリーブオイルを入れる。
- 2 片手の指をフォーク状に開いて、内側から外側に向かって材料を混ぜ合わせる。
ギザギザカッターで1×3cm程度に切り分けてから、真ん中をキュッと寄せて「蝶々」の形にしたのがファルファッレ |
- 3 ひとつにまとまったら、手の平の「腹」の部分で手前→外側に向かって押し付けるように捏ねていく。この際、αとβを様子を見ながら足していきます。目指すは耳たぶより固く、ゴムボールより柔らかい感じ。
- 4 パスタマシーンがなければ、打ち粉をした台の上で麺棒で伸ばします。生地を2等分し、それぞれ伸ばしていきます。タリアテッレやファルファッレは5mm、ラザニアは2~3mm程度が望ましい厚み。
アーモンドの食感が美味しい!シチリア風ペースト |
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5 ソースを作ります。今回は「シチリア風ペースト」。乾燥トマトとアーモンド、ニンニク、オリーブオイル、パルミッジャーノ・レッジャーノチーズをフードプロセッサーで混ぜるだけ。
乾燥トマトとアーモンドの代わりに、松の実とバジリコでジェノバ風、松の実とルッコラでローマ風・・・などアイデア次第でバリエーションは広がります。「美味しければなんでもいい」らしいです(笑)。
次のページでは、さらに薄く伸ばした生地でカッネローニ!