チヴィタヴェッキアの魅力

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ヤシの木が散在する海沿いの広場。奥にはミケランジェロ要塞


ローマから電車で1時間という近さながら、港町特有の解放感を味わえるチヴィタヴェッキア。クルーズ船の寄港地なので、外国人観光客も楽しめるショッピングエリアも充実、英語も通じやすいです。ヤシの木が立ち並ぶ海沿いの遊歩道は散策に最適、もちろんおいしいシーフードが食べられるレストランも!そして、支倉常長の像や、画家・長谷川路可のフレスコ画が美しい日本聖殉教者教会もあり、日本とはゆかりの深い場所なのです。小さな街なので、駅や港から歩いて観光できるのも魅力です。

日本聖殉教者教会 (Chiesa dei Martiri Giapponesi)

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長谷川路可がアプスに描いた聖母子、日本キリスト教伝来の聖フランシスコ・ザビエル、慶長遣欧使節でチヴィタヴェッキアに上陸した支倉常長。2本の帯の上には来栖紋と桐紋。


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長崎26聖人を祀った日本聖殉教者教会と聖フランチェスコの像

1597年2月5日に長崎で殉教した26聖人を祀った教会。1950年代に長谷川路可が描いたフレスコ画が有名です。教会に入ったら視界に飛び込んでくるコバルト・ブルーの色と、日本画のような美しい聖母子や聖人の絵に衝撃を受けることでしょう。これを見るだけでもチヴィタヴェッキアに行く価値があります。

毎年2月の第1日曜日には聖人を祀るミサがあり、在バチカン日本大使はじめ、多くの日本人が参加します。

<DATA>
Chiesa dei Martiri Giapponesi (日本聖殉教者教会)
住所:Via Vittoria 39 (Largo S.Francesco), Civitavecchia
電話:0766-673917
時間:8:00~12:00、16:00~19:00 (平日は大体夕方17:30、土日祝日は午前中にもミサがあります。ミサの時間中は見学は遠慮しましょう。)
アクセス:駅を出て左に徒歩7~8分。

ミケランジェロ要塞 (Forte Michelangelo)

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ミケランジェロ要塞


ミケランジェロも建築にかかわったと言われる16世紀の要塞。チヴィタヴェッキアのランドマークで、どの角度から見ても絵になります。港湾局の所有ですが、塔の一部を市が管理しているので、展覧会などのイベントに使われています。駅を出て右に徒歩10分の場所にあります。

国立考古学博物館 (Museo Archeologico Nazizonale)

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国立考古学博物館


2世紀のトラヤヌス帝の港があったことでも有名なチヴィタヴェッキア。ミケランジェロ要塞近くの、18世紀の立派な建物の中にある国立考古学博物館には、エトルリア時代やローマ時代の発掘品が展示されています。しかも入場無料です。考古学好きな方には、街から4kmのところにローマ浴場遺跡Terme Taurineもあります。

<DATA>
Museo Archeologico Nazionale di Civitavecchia (チヴィタヴェッキア国立考古学博物館)
住所:Largo Cavour 1, Civitavecchia
TEL:0766-23604
開館時間:火曜~日曜9:30~19:30 (月曜、1月1日、12月25日休館)
入場無料

支倉常長の像 (Statua di Tsunenaga Hasekura)

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石巻市との姉妹都市20周年を記念して建てられた支倉常長の像


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慶長遣欧使節のルート

1613年、主君である伊達正宗の命で石巻を出航した支倉常長は、1615年10月18日チヴィタヴェッキアの港に到着します。それを記念して、1971年に石巻市とチヴィタヴェッキアは姉妹都市条約を結び、その20周年記念でこの像が建てられました。像の右には慶長遣欧使節がたどったルートが記されています。2015年は常長チヴィタヴェッキア上陸400周年にあたります。

常長像はルイジ・カラマッタ広場(Piazza Luigi Calamatta)近くにあります。このエリアは、カフェや店が多く、買い物に便利です。カヴール通り(Via Cavour)のはす向かいには大聖堂、その裏には市場もあります。またVia Cavourと直角に交差するチェントチェッレ大通り(Corso Centocelle)は、19世紀にできたトラヤヌス劇場(Teatro Traiano)や店が立ち並ぶ歩行者専用エリアです。