捨て銭コンビネーション 割り算型
副作用に注意!割り算型は危険です! |
■脂溶性ビタミン(ビタミンA、D)+脂溶性ビタミン
いくら体に良いとはいえ、ビタミンも取りすぎは良くありません。脂溶性のビタミンは肝臓に蓄えられる性質があります。そのため、必要以上の量を摂り続けると肝臓の容量オーバーとなって肝機能異常などの症状が現れます。複数のサプリメントを併用する場合、1日の合計量が安全量の範囲内に入っているか必ず確認しましょう!特にビタミンAは、過剰症の心配が少ないβ-カロチンの形で摂るのがおススメです。
また、これらの脂溶性ビタミンの摂り過ぎは赤ちゃんの異常にもつながる危険性があることを覚えておいてくださいね。
■マグネシウムの摂り過ぎ
これは「にがりブーム」で話題になりましたね。マグネシウムは便の水分量を増やす働きもあるので、便秘解消にも有効です。でも、摂りすぎれば下痢の原因にもなるのです。極度の下痢が続けば、折角食べた他の栄養素も吸収されないまま排泄されてしまいます。それだけではなく、ミネラルのバランスが崩れ脱水症状に陥ってしまうのです。
サプリメント同士だけでなく、薬との飲み合わせで効果を強めてしまったり、弱めてしまったりする、注意が必要な組み合わせもあります。(ビタミンK+血液抗凝固剤、銀杏エキス+血液凝固・抗凝固剤、など)
病院で診察を受ける場合は、必ず診察時に摂っているサプリメントの内容(できれば成分量)を申告しましょう。
今回は代表的な組合せを紹介しましたが、このほかにも色々な組合せがあります。安易に足し算するのではなく、必要なものを厳選して摂りましょう。また、損しない為にも必要に応じて専門家に相談してみるのも良いですね。
折角サプリを摂るのですから、「足し算型」や「掛け算型」で効率的に摂りたいものです。続編として「足し算型」「掛け算型」の組合せも紹介します。お楽しみに。