いよいよ鍋がスタート
たたきには鴨の骨がたっぷり入っているので、素晴らしい出汁がでます |
沸騰したら、たたきを入れ、続いて鴨のムネ肉以外の肉と葱を入れます。ここで、たたきや皮や葱からじんわりと味が出ます。
そこにせりや焼き豆腐を入れ、いよいよ抱き身に進みます。
※決して、全部の肉を鍋にぶち込むような無粋をしてはいけません。
鴨のうまい脂と、たたきから溢れる滋養が野菜をコーティングします |
ポイントは出汁を煮詰めないことです。食べる分を鍋に入れ、弱めの中火で煮詰まらないように頂くのがコツです。お酒を飲みながら、ゆっくりと味わい温まります。
抱き身を長く煮てはいけません。しゃぶしゃぶ程度で血の味も堪能します |
本当に温まります。難しい技術は不要です。素材の味をシンプルに味わう鍋、大人が楽しむ鍋としては秀逸です。子供には最初はとっつきにくいかもしれませんが、大人になったら必ず思い出す味だと思います。
締めはお餅か雑炊 もちろん、おうどんも美味です。半羽セットで2~3人、一羽で4~5人前というイメージです。
鍋以外の楽しみ方
たたきの表面は直ぐに変色しますが、中は美しい肉色! |
試してはいませんが、たたきと雑多な肉や皮を使って、赤ワインベースのパスタソースも美味に違いないです。
血と脂に惹かれる感覚。やはり、人間の本能は健在です。洋の東西を問わず、鴨は窒息させて処理する訳に納得できます。
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魚三
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