蒸し鮑 は塩気が弱いので、お好みで極上の塩をつけて |
蒸し鮑 正確には酒煮になります
酒と水は5対5ですが、神経質にならなくて良いです |
沸騰したら、火を弱め、あくを取ります。実際、ほとんどあくは出ません。
2時間くらいで柔らかく炊けます |
途中、鮑が煮汁から出そうになったら、水をさして調整します。
熱い蒸し鮑も美味ですが、この季節は冷たいのがうまいです。
出来上がった蒸し鮑 立派です |
切り方にルールはないですが、包丁を入れる時に、手首を左右に少し回転させて切ると、断面に波が入って煮汁がよく絡み美味です。柔らかですが、弾力があるので、女性には少し小さめに切ると良いかもしれません。
肝は焼いても美味。さっと、湯どうしし、氷水にとり、もみじおろしとポン酢も美味!
肝がうまいのはもちろん、ガーリックオイルが美味! |
30分くらいで、にんにくがトロリとしてきます。そこに冷蔵庫にしまっておいた肝を入れます。優しくスプーンでオイルを掛けて、じっくりと肝に火を入れます。
火を止めて、鍋のまま冷ませば完成です。
そのままでも美味ですし、にんにくと一緒に肝をつぶして、バケットに塗り、ガーリックトーストにしても美味です。かなり、マニアックに鮑の味を堪能できます。
食べ切れない分は冷蔵保存して、シンプルな魚料理などのソースにしても美味です。
もちろん、鮑ステーキのソースには最高です。
大人だからこそ旬の鮑を堪能したい
奮発して大きな鮑を使えば豪華 |
鮑肝ガーリックトーストは冷えた白ワインも赤ワインも合います。肝は滋養も豊富です。夏ばて防止にも一役買うことでしょう。
おもてなしの前日に鮑を調理して、当日は仕上げのみ。かなり、インパクトあります。
今回の鮑はあえて、刺身用の黒鮑を使いました。
産地は佐賀県唐津市神集島 極上の鮑の産地で著名な島です。
上質は鮑は、煮てもそれほど縮みません。
【お取り寄せ情報】
佐賀県の五常さん
電話:0955-53-8151(担当は池田さんです)
極上の鮑は業務用ですが、注文すれば、購入できます。
【前回、ご紹介した産直品】
・陸奥湾の夏の美味 ふじつぼ
【8月の産直品といえば、コレ!】
・春日居の桃でつくる夏の冷たい味覚 極上桃のシャーベット
・尾張藩士の血のにじむような努力の産物 純系名古屋コーチンの丸焼き