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お手頃価格!天然記念物「見島牛」のスネと切り落とし 見島牛で作るハヤシライス

年間12~13頭しか生産されない、天然記念物の見島牛。お手頃価格のスネと切り落としで、極上ハヤシに挑む。

執筆者:萩原 章史

見島牛のハヤシライス
これぞ天然記念物のハヤシライス!美味です!

天然記念物 見島牛をたっぷりと堪能するメニューです。

見島牛については、『天然記念物「見島牛」の牛丼』をご覧ください。

ハヤシライスが主役ですが、デミグラスソースを作った時のすね肉を、シチューとして食べても十分に美味です。

先ずは基本のデミグラスソースを作ります。

用意する材料

見島牛のハヤシライス
デミグラスソースを美味しくする見島牛のすね肉
見島牛のすね肉 500gブロック
ニンジン 1/2 本
タマネギ 1/2 個
ニンニク 1かけ
セロリ 1/4 本
トマト 1/2 個
粒コショウ 2~3粒
ローリエ 1枚
油 適宜
市販の缶詰のデミグラスソース 小2缶
水 1リットル

デミグラスソースの作り方

1:すね肉をフライパンの強火で、十分に焼き目を付ける。

2:野菜類(トマト・ローリエ以外)もフライパンで色づくまで炒める。

見島牛のハヤシライス
大雑把でもけっこう美味なソースができます
3:深い鍋に1.2.を入れ、トマトとローリエとコショウをいれ、水を1ℓと缶詰のデミグラスソースをいれ、静かに煮立てる。

見島牛のハヤシライス
既に3時間以上経過しています 良い感じです
4:あくと油を丹念に取りながら、弱火でじっくりと4時間ほど煮込む。最初はそれほど気にしなくても良いが、煮詰まってきたら、焦げないように鍋の上下を入れ替えるように、かき混ぜること。水分が減ったら水を少し足す。

見島牛のハヤシライス
柔らかに煮込まれたスネ肉 美味です
5:すね肉を取り出し、残りの野菜とソースを、目の細かいシノアで濾して、ソースの出来上がり ※すね肉は十分に美味しいので、シチューとして頂けます。


次に、ハヤシライスを仕上げます。

用意する材料(4人前)

見島牛のハヤシライス
これはもも肉です ばら肉だとより濃厚に仕上がります
見島牛のもも肉、または、ばら肉の切り落とし 250g~300g(もちろん、もっと良い肉でもOK)
タマネギ 小玉3個
生のマッシュルーム 1パック
バター 大さじ3
マデラ酒(または甘めの赤ワイン) 大さじ3
赤ワイン 大さじ3
ウスターソース 少々
トマトケチャップ 少々
塩・コショウ 少々
自家製デミグラスソース 400cc

見島牛のハヤシライスの作り方

1:タマネギとマッシュルームは厚めに切る(この方が食感が良い)。
切り落とし肉は大きければ、食べやすい大きさに切る

見島牛のハヤシライス
手抜きをするのであれば、肉⇒タマネギ⇒マッシュルームの順で炒めてもOK
2:タマネギをバターで炒める(強火)、キツネ色になったらマッシュルームを入れ軽く炒める。

3:お肉にコショウをしてから、強火で焼き色を付ける。マデラ酒と赤ワインを入れて煮詰め、水気がほとんど無くなったら、デミグラスソースを入れ、弱火で煮込む。

4:少しお肉を煮込んでから、先に炒めたタマネギとマッシュルームを加える。

見島牛のハヤシライス
いい感じで素材とソースが馴染んできました
5:ウスターソースとケチャップを加え、味を見てから、塩コショウで味を調整する。お好みで醤油や七味トウガラシなどを入れても、味の深みがでる。

ポイント1
煮込む時間はお好みです。柔らかい感じが好きか、シャキシャキした食感が欲しいか?最終的には好みです。ただし、焦がさないように注意して下さい。

ポイント2
赤ワインを増やすと一品料理ぽく仕上がります。ハヤシライスとして味わうのであれば、少し甘めが好まれるかもしれません。最終的には好みです。

炊きたてのご飯にかければ、極上のハヤシライスです。

デミグラスソースは残りますので、すね肉のシチューで楽しんでください。もちろん、デミグラスソースは自家製ハンバーグのソースにもいちおしです。


【お取り寄せ情報】
ミドリヤファーム


【前回、ご紹介した産直品】
・年間12~13頭しか流通しない幻の牛肉 天然記念物「見島牛」の牛丼

【9月の産直品といえば、コレ!】
・栽培地の沖縄でも入手が難しい 大きくて緑の幻のマンゴー

・北海道下川町で飼育された世界で二番目に大きな鳥 巨鳥 エミューを食す

・200年前から受け継がれる、極上の里芋 伝統の味 やはたいも
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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