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Ricette
Italiane
イタリアンレシピ |
リメイクイタリアン vol.3
Zuppa di Cavolo
キャベツとパンのくたくたスープ
固くなったパンが主役になるメニュー
イタリアでは、パスタやリゾットでお米なども食べますが、それよりなによりパンが欠かせません。食事が始まる前に、ともあれパンがなければテーブルセッティングが成り立たないといわれる程、食卓にはパンが必要なスタッフなのです。
レストランでは、コペルト(coperto お通し)としてパンが、メニューをきめる前に出され、ワインが来てから、アンティパストが来るまでパンをむしゃむしゃと食べます。
イタリアのパンは、日本の食パンとは異なり、ふっくらもちもちという感覚ではなく、どちらかというとぼそぼそとしており味気ないものです。そしてすぐに固くなってしまうのが特徴です。
そんなことでイタリアにはこの固くなったパンが主役になるメニューがたくさんあります。そしてこの固くなったパンが、なんとも全く違う形で登場するので、それはそれは感動です。
イタリアでは11月のメニュー
「キャベツとパンのスープ」は、もともとはヴァッレ・ダオスタ州の郷土料理とか。でもスープのチーズは、ヴェネト産のアジアーゴを使用し、11月のはじめにイタリア全国で食べられているようで、今となってはどこの出身かわからなくなっているお料理です。
日本ではキャベツの美味しい春にこのレシピを是非楽しんでいただきたいです。
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Zuppa di Cavolo
キャベツとパンのくたくたスープ |
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分量…4~6人分 |
所要時間…40分 |
難易度:★★☆☆☆
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◆材料◆
◆ワンポイント◆ ・アジアーゴがない場合、ベルパエーゼチーズでもOKです。試してはいませんが、ドイツモッツァレラでもよいかもしれません。 |
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CHIN
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1.キャベツは一枚ずつ、手で食べやすい大きさにちぎり、芯を取り除きます。
2.沸騰させたチキンブロードにキャベツを入れ、くたくたになるまで煮ます。
3.深底の耐熱皿にオリーブオイルを塗り、レードル2杯分の2のブロードを注ぎ、パンを敷き詰めます。その後、またブロードをレードル2杯分程パン全体にかかるよう注ぎ、キャベツをしき、スライスしたアジアーゴを適量に散らし、すりおろしのパルミジャーノを振ります。またパン→ブロード→キャベツ→アジアーゴ→パルミジャーノの順に敷き詰めます。
4.2段に敷き詰めたら、160℃のオーブンで30分程フタをせずに焼きます。





