大人のイタリアンカクテル vol.2
カンパリ
CAMPARI
イタリアのバールやリストランテなどの飲み物メニューで定番のアペリティーボ(食前酒)カンパリ。まずは基本のカンパリの楽しみ方を御案内します。
オランダ風に作られたリキュール
カンパリは、1860年、ピエモンテ州のノヴァーラのガスパーレ・カンパリ氏によって作られました。ガスパーレの若かれし時、トリノのバールでお酒の勉強をし、その後、ミラノにて自分のバールを経営することになりました。まずそこで開発されたリキュールは「オランダ風苦味酒」(ビッテル・アルーソ・ドランディア)という名前で、このバールだけで売られていましたが、1882年にカンパリ氏が亡くなった後、息子ダビデがその名を「カンパリ」に変更しました。
スパイス豊富な門外不出のレシピ!
カンパリの原料配合比率は門外不出の秘密です。しかし専門家の分析によると、 ビターオレンジ果皮、キャラウェイ、コリアンダー、カルダモン、ナツメグ、シナモン、りんどうの根など、30種類以上の ハーブとスパイス類を使用しているそうです。多くのスパイスやハーブを使用していることから、健康的なアルコール飲料としてもイタリアでは好まれています。
豊富なカクテルレシピ
そのまま飲むとちょっと苦くて抵抗があるカンパリですが、「何か」と割るとなんともおいしいカクテルとなります。
そんなことでカクテルレシピはたくさん! 簡単なところでカンパリ・ソーダ、カンパリ・オレンジとありますが、女性に人気なのはグレープフルーツで割ったスプモーニやビターテイストのネグローニ、アメリカーノなど。さらにはトニックウォーターだけで割ったり、言い出せばきりがないほどのメニュー数です。
<材料> <作り方> <ワンポイント> カンパリオレンジ <材料> <作り方> |
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