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酒粕種でパン作り (6) プチパン

薄力粉と強力粉を1:1の割合で混ぜて作った、軽い焼き上がりの食事パン。和食のおかずにも合いそうです。

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

中種は冷蔵庫で保存できます。何日間保存可能なのかは、まだ4日目のものしか試してないのでわかりませんが、少なくとも、四日間は大丈夫です。元種よりも短時間で膨らみます。中はきめ細かくもっちりと、皮はパリパリにサックリを足したような感じの焼き上がりになります。
粉300gに120gの中種を使ったら良い具合でしたが、少しだけ残すのはもったいないので、今日は、残ってる中種134gを全部混ぜました。強力粉と薄力粉を1:1にしました。

はじめての自家製天然酵母パン作り
コーンミールブレッド
中種製法で作るもっちりしっとり無添加パン
ドライフルーツたっぷりパン
フランスパン

 

強力粉と薄力粉1:1

プチパン

プチフランスパン


使用した材料

・強力粉 ............150g
・薄力粉 ............
150g
二日間冷蔵の中種 ............134g
・バター ..............
13g
・塩(藻塩) ..............5g
・砂糖 ..............
6g
・水 ............170cc
・打ち粉(強力粉) ............
適宜


作り方

中種

1. 二日半発酵させてできた元種に、同量の強力粉と、水少々を混ぜて柔らかめのパン生地状にして、室内に8時間置いて、3倍に発酵させてできた中種を、一晩冷蔵庫に入れておいたものを使用。



パン作り


1. 朝7:30
ボウルに強力粉、中種、塩、砂糖を入れ、ゴムベラで混ぜながら水を加えていき、 粉に水が行き渡ったらこねる。生地がまとまってきたら、バターをちぎって加え、力をこめてしっかりこねる。(合計10~15分間)

2. 丸くまとめて蓋付き容器に入れ、蓋をして部屋に置き、2~2.5倍に発酵させる。

3. 12:20
約5時間後、すでに3倍ほどに膨らんだので、一次発酵終了。

4. 打ち粉をふった台の上に取り出し、45~50gずつに分け、 切り口を中に押し込むように丸めて15分間休ませる。

5. 生地をやさしく押してガス抜きし、麺棒でだ円に伸ばし、手前からクルクルとしっかり巻いていく。

6. 巻き終わったら指でつまんでとじる。転がして形をととのえる。

7. 巻き終わりを下にして、オーブンシートを敷いた天板の上にのせ、 ナイフで切れ目を入れる。霧吹きして、30℃の場所で1.5~2倍に膨らむまで発酵させる。

我が家の30℃の場所(日当たりのいい窓際が今日の30℃なのだが、 天板が置けないので、大きいポリ袋に天板ごと入れて、コタツの端っこに入れて発酵させた。)

8. 1時間で二次発酵完了。

(半分にけしの実をふった。)

9. 190℃に予熱したオーブンに入れ、180~190℃で18分焼く。


今日の感想
軽い焼き上がりでいくらでも食べられる。和風の料理にも合いそう。発酵が早く進んだのは、中種を増やしたことと、気温が高かったことが作用したのかも。

次回は、ドライフルーツパンの改良版


■ 昨日紹介したのは 【フランスパン】
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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