料理のデッドorアライブ!足してもダメなら引いてみな 転んでもタダで起きるべからず! いまだかつて、マズイ料理を作ったことはありません(でした)。 それはひとえに、口に合わなそうな料理を、直感的に判断して、避けていたからに他なりません。 しかし、「料理ABCのガイド」を名乗るからには、そうも言ってられない(気がした)ので、 かねてより、「これは邪道だ!おいしいはずがない!」 絶対に、食べないし作らない、と決めていた 、甘いお米のデザートを作ってみることにしました。「だって、おはぎってゆう、甘くて美味しい米料理もあることだしぃ...ニッポンにも。」 ところがどっこい、、、「さ、佐藤さ~ん、、これって、何?」 『自分で作った料理の前で絶句している姿を初めて見た』と、家族にいわしめたデザートの名は、【カオニャオ・マムアン】かぁ。。。 (失敗?じゃ、ないよね。ただ、口に合わなかっただけだよ、ね。) 失敗した、モトイ、作ってみたら、口に合わなかった料理が出来てしまったときは、調味料を足してはいけません。足さずに、引く!口に合わない物質を取り除かなければなりません。 たとえば、煮物に、砂糖と間違えて塩を入れてしまったとします。後で砂糖をいくらいれようが、 塩分は、びくともしないので、未練を断ち切って、ザルにあけて洗ってしまいましょう。 たとえ、栄養分と旨味も、一緒に洗い流してしまうことにもなったとしても、 背に腹は替えられない。全材料を捨ててしまうよりはマシ、ってことで、 もう一回最初から味付けしなおしましょう。(少しくらいの味の濃さなら、煮汁を捨てて、ダシ汁を足して 煮れば、浸透圧で味が薄くなります。) さて、問題は、【カオニャオ・マムアン】。 捨ててしまっては負けなので、(というより食材に大変申し訳ないので)洗い流させていただきました。 ごめんなさい、ココナッツミルクと砂糖さん。「ホッ」な、リベンジ料理は次のページで、紹介いたします。 カオニャオ・マムアン ■使った材料■ ・もち米........1カップ ・ココナッツミルク........130cc ・砂糖........大さじ2 ・塩.......少々(二本指で一つまみ) ・グラニュー糖........少々 ・マンゴー.......適量 ■作った方法■ 1.もち米をよくといで、半日水につける。 2.炊飯器の『おこわ炊き』で炊く。 3.鍋にココナッツミルクと砂糖、塩を加えて火にかける。かきまぜながら3分ほど煮て、とろりとさせる。 4.炊き上がった米をボールにあけて、(3.)を(大さじ2杯ほど残して)まわしかけて 、混ぜ合わせて冷ます。 5.皿に盛りつけ、マンゴーを飾り、グラニュー糖をふり、残しておいたココナッツミルクをかける。 6.白ゴマなぞをかけてみました。 ●美しいデザートでした。が、こうなりました。こちらへどうぞ!。 12次のページへ