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転作大豆について(2ページ目)

日本屈指の米作地帯でも減反・転作問題はある訳で、旨い米が出来る地域では減反は免除!とはいかなくて、苦労してるのです、米作農家。グッと踏ん張って、牛の飼料にするためだけの米<稲>を作ったりもします。そして、負けるもんか!と女性達も立ち上がりました。女の深知恵!で転作大豆をパンにしてお茶にして、売り出します。

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

そういえば数日前にもTVニュースで三色豆腐なるものを取り上げていました。緑<青豆>黒<黒豆>白<大豆>が層になってる豆腐で、農業の傍ら豆腐店を営んでる方が、大豆の作付けから全て手作りしてるそうで、材料がなくなったらお終い、というのは商業ペースには乗りにくいかもしれませんが、衝撃的なビジュアルではございました。


【かなり昔、手作り豆腐が大流行しまして家庭で簡単にお豆腐が作れるセットが売り出されました。容器付きで、確かハウス食品からだったような記憶があるのですが...あれは美味しかったですね、楽しく作れましたし、、どうして廃れてしまったのか解りませんが......今でも売ってるのでしょうか?】


その前に、大豆の自給率は3%程に過ぎなくて<黒豆、青豆を含む国産品は全消費量の約4%>殆どを輸入大豆に頼ってるという事実がありまして、餅は餅屋というコトワザもあることですし、何も生産農家ができた作物の行く末迄をも心配しなくとも、大豆として売れるのではないか、と質問いたしましたら、大凡の予想どおり---国産大豆は高いから---だそうで。(大豆に限らず)そうやって言い切られてしまうのが、まぁ常でして<何とかならないものなのか、だって、足りないんでしょ、だから輸入してるんじゃないの?と私などは思ってしまうわけで>、、外国産だから悪いというのではなくて...国産がだぶついてるとしたら..です。


◆大豆の全消費量の大部分は米国産で、主に製油用
◆中国産と国産の大豆は、主に食品用に向けられている


数年前の米騒動?で(その時の顛末はニュースレターVol.12をお読み下さい。講読してない方はいずれバックナンバーが見られますのでその際に、、でも、講読お願いしたいです。)外国産の米の農薬がどうのこうのと取り沙汰されました。問われて、東南アジアの農家の人が答えておりました。「私達は日本人と違って、お金がない!だから、高価な農薬なんてそんなにたくさん使えるわけがない、したがって、日本の米より、安全だ」そのような意味合いでした。とても説得力がありまして、妙に納得してしまいました。

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【問い合わせ先】
「大豆パン」荘司さん(0234-94-2621)
「んめ茶」関口さん(0234-34-1414)
【他の関連サイト】
「女の健康」美容と健康に役立つ食生活
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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