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コキアを使ったミニほうきの作り方!乾燥させてほうきにする方法

こぼれ種で、たくさん芽を出したコキア。秋田で「とんぶり」として使われるコキアは、別名ホウキ草とも言われています。今回はこのコキアを使って、ガーデニング用やインテリア小物にもなるミニほうきの作り方をご紹介します。

畠山 潤子

執筆者:畠山 潤子

ガーデニングガイド

コキアとは別名ホウキ草

コキアを使ったミニほうきの作り方

コキア 

 
コキア
学名:Kochia scoparia
別名:ホウキグサ、ホウキギ
原産地:アジアなど
科名:アカザ科 
属名:ホウキギ属
性状:一年草
開花期:7月~8月
花言葉:恵まれた生活

コキアとは、別名ホウキ草のこと。秋田では郷土料理「とんぶり」に使われる植物でもあります。 春から夏は、こんもりとした明るい緑で庭を彩り、秋になると赤く紅葉します。花は目立ちませんが、枝にビッシリと付くゴマ粒ほどの大きさの種は、あたり一面にこぼれて翌春に一斉に芽を出し、その発芽率は驚くほどです。今年も例のごとく、こぼれ種でたくさん芽を出したコキア。今回はこのコキアを使って、インテリア小物にもなるミニホウキを作ってみましょう!
 
<目次>
 

コキアを使った手作りミニホウキの材料

コキア
抜き取ったコキア
  • コキア
  • ホウキの柄に使う、木の枝
  • タコ糸など丈夫な糸
  • 木工用ボンド
  • 装飾用に小布、レース、ボタンなど
 
 

コキアのほうき、作り方

コキア
チリチリになった枯れた葉や、種を落としておく
収穫したコキアは2~3日陰干ししてから枯葉や種、弱い茎などをはらい落としておきます。園芸フォークなどを使って梳くと、良く落ちますよ。立派に育ったコキアは一本でもホウキになりそうなくらいに見えますが、この作業をすると案外やせてしまうもの。がっしりしたホウキを作りたいときは、数株まとめて柄をつけることになります。

一方、間引きされないまま育ったものは、一本一本がヒョロヒョロだったりします。そんなコキアはたくさん束にしてホウキの形にまとめていきましょう。
 
コキアの茎 柄となる枝
1.太い木質化した茎は、半分くらい削ぐと柄に留めやすくなります 2.柄となる木の枝には、木工用ボンドを塗っておきます
コキアをまとめて タコ糸でしっかりと
3.柄にぐるりとコキアの茎を添えて、タコ糸で仮止めしておきます 4.茎の向きなど調整したあと、糸を締め上げるようにして留めます
 
コキアのホウキ
魔女のホウキみたいでしょ


手順3.で仮止めした後、隙間に更にコキアの茎を差し込んでいくとしっかりします。4.で巻きつけた糸は固く玉結びをして、糸端は茎の間に押し込んでおくとほつれません。
 
布を巻いて
巻きとめた部分は、かわいい布で隠しても
できあがったコキアのホウキ、ハロウィンは終わってしまいましたが魔女ホウキみたいですね。糸を巻いた部分が気になる場合は、筒状に縫った布を柄の方から通して、ラフィアなどで結んでも可愛いですね。レースをあしらったり、ボタンを飾ったり、お好みでどうぞ。
 

ガーデニングにも使えるコキアのミニほうき

ホウキの柄となる丁度良い枝が見つからないときや、コキアのボリュームが少ないときは、茎そのものを持ち手にしたミニホウキを作りましょう。
 
コキアの茎 束ねたコキア
1.持ち手部分に当たる茎を取り除きます 2.先端をあわせて、茎を束ねます
コキアのミニホウキ
ホウキの先を切り整えてみても


2.の持ち手となる部分をまとめてボンドを塗り、タコ糸をきつく巻きつければミニホウキの完成です。長い柄のものは普通にホウキとして、短い柄のものは作業台などを掃くのに良さそうですね。さらに残った茎葉で、ミニミニサイズを作ってみても面白いでしょう。こちらはガーデンピックやインテリア小物に使えそうです。上手にできたら、たくさん作ってお友達にプレゼントしてみてはいかが?

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