古い町並みをゆっくり歩いてみたい
古いお城がそのままの形で残る四国だけに、古い町並みもいろいろな所で見ることができます。吉野川沿いにあり、藍染めで賑わいを見せた脇町(徳島県)には、江戸時代の商人が商いを営んだ当時の町並みが今もそのまま残っていて、訪れた人をタイムスリップした気分にさせてくれます。
【愛媛】内子・八日市護国の町並み(2004年7月撮影) |
豊かな自然を満喫しましょう
四国の旅で忘れてはいけないのが、海と山と川が作り出す豊かな自然を探訪すること。【徳島】自然の大彫刻、大歩危峡(2005年5月撮影) |
特に吉野川中流域にある大歩危峡(おおぼけきょう)と小歩危峡(こぼけきょう)の渓谷美は必見ですし、吉野川の支流である祖谷川(いやがわ)では、V字に切れ込んだ祖谷渓(いやだに)や、日本三奇橋として知られる祖谷のかずら橋など名所揃いです。
また山では、標高2,000メートル近くの高さを持つ剣山(つるぎさん、徳島県)や石鎚山(いしづちやま、愛媛県)という日本百名山に数えられる山があります。
海では、やはり穏やかな瀬戸内海の多島美と太平洋のダイナミックな風景が魅力ですね。
屋島(香川県)や本四架橋の項でも紹介した五色台、今治・糸山公園や大島・亀老山展望台からの眺めは素晴らしいものですし、地球の営みにより生まれる鳴門のうず潮を観潮船などから楽しむのも良いでしょう。また小豆島(しょうどしま、香川県)の寒霞渓(かんかけい)もおすすめですね。
【愛媛】豊予海峡に突き出す佐田岬灯台(2005年5月撮影) |
山、川、海以外でも、龍河洞(りゅうがどう、高知県)にて長い時間をかけて作り出された鍾乳洞の神秘を体験することができますよ。
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