瀬戸大橋の地図
今回の行き先は【岡山、香川】
本州・四国を結ぶ架け橋、瀬戸大橋を眺める
本州と四国を結ぶ橋を架ける本四架橋プロジェクト。3ルートある中で一番最初に開通したのが児島(こじま、岡山県)-坂出(さかいで、香川県)ルートです。

このルートにかかる橋は「瀬戸大橋」と命名され、本州と四国が高速道路及び鉄道で直結されたことで地域の発展に貢献すると共に、新たな観光資源が生まれています。

2008年は瀬戸大橋が開通してからちょうど20周年にあたります。美しい瀬戸内海の多島美にすっかり溶け込んだ瀬戸大橋を渡るだけでなく、じっくりと眺めてみませんか?

今回は瀬戸大橋を美しく眺めることができる観光スポットをご紹介します。

世界最長の道路・鉄道併用橋

瀬戸大橋(1)
岡山側の鷲羽山展望台から望む瀬戸大橋。上段が高速道路、下段が鉄道の二層構造で、道路・鉄道併用橋の総延長13.1キロメートルは世界最長です(2003年8月撮影)

瀬戸大橋(2)/下津井瀬戸大橋
岡山側の最初の橋となる下津井瀬戸大橋。本州と櫃石島(ひついしじま)をつないでいます(2003年8月撮影)
瀬戸大橋は、児島(岡山県)から下津井瀬戸大橋(1,447メートル)、櫃石島橋(792メートル)、岩黒島橋(792メートル)、与島橋(877メートル)、北備讃瀬戸大橋(1,611メートル)、南備讃瀬戸大橋(1,723メートル)の6つの長大橋をつないで、坂出(香川県)に至るルート。

上段は高速道路(瀬戸中央自動車道)、下段は鉄道(JR四国 瀬戸大橋線)という二層構造の道路・鉄道併用橋です。

約10年の歳月を経て1988年(昭和63年)4月10日に全区間が開通。同じ年の3月には北海道と本州をつなぐ青函トンネルも開通しており、瀬戸大橋の開通により北海道・本州・四国・九州がすべて鉄道で結ばれたという画期的な出来事でもありました。

以来20年間に渡り、瀬戸大橋は本州と四国を結ぶ動脈の一つとして人々の役に立っています。

瀬戸大橋を一望するなら鷲羽山へ!

瀬戸大橋(3)/岩黒島橋と櫃石島橋
岩黒島橋(左)と櫃石島橋(右)は、同じ長さの斜張橋。鷲羽山からもはっきり見えます(2003年8月撮影)
瀬戸大橋の総延長は13.1キロメートルあり、これは開通してから20年間ずっと道路・鉄道併用橋として世界最長です。それ故に瀬戸大橋の全貌を一望できるところは?となると限られてしまいます。

ガイドがお薦めするのは岡山県側の鷲羽山(わしゅうざん)展望台Yahoo! 地図情報)。

鷲羽山は瀬戸内海に突き出したように位置する標高133メートルの山で、瀬戸内海を美しく眺められることから雲仙(長崎県)、霧島(鹿児島県)と共に1934年(昭和9年)日本初の国立公園に指定されたという由緒ある名所です。

瀬戸大橋(4)/南備讃瀬戸大橋と北備讃瀬戸大橋
見通しが良ければ南備讃瀬戸大橋・北備讃瀬戸大橋も鷲羽山から望めます(2003年8月撮影)
鷲羽山展望台からは、最初にご紹介した画像のように瀬戸大橋のすべての橋を一望することができます。下津井瀬戸大橋はすぐ真横に見えますし、見通しが良ければ四国もはっきり見ることが可能です。

船の往来も多いので、しばらく眺めていても飽きることがありません。レストハウスも近くにありますので、ゆっくり休憩することもできますね。

また展望台の下に位置する鷲羽山下電ホテルの前からは遊覧船が出ていて、約1時間の遊覧で瀬戸大橋を船の上から間近で見ることもできます。

ガイドも一度乗船したことがあるのですが、案内のトークが楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまった記憶がありますので、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみることをお薦めします。


さて、続いては瀬戸大橋を渡ってみて、途中からダイナミックに橋を眺めてみましょう。次ページに続きます。