高知の地図
今回の行き先は【高知】
南国土佐の名城、高知城と桂浜へ
太平洋に面した高知県の県庁所在地、高知市にある高知城は、2006年NHK大河ドラマ『功名が辻』の主人公にも取り上げられた土佐藩藩主・山内一豊が築城した城です。

江戸時代に造られた天守閣が現代に残っている貴重な城でもあります。

今回はよさこいの本場でもある高知から、高知城と太平洋に向かって美しくカーブを描く砂浜、桂浜をご紹介します。高知にゆかりが深く、日本の歴史を大きく動かしたあの人はもちろん、高知名物の豪快でおいしい料理もご紹介しますよ。

 

高知のシンボル、高知城

高知城(1)
高知のシンボル、高知城。四層五階建ての立派な天守閣が訪れる人々を出迎えてくれます(1998年8月撮影)
高知城Yahoo! 地図情報)は、高知市内の真ん中に位置する城。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康という歴代の天下人に仕えた山内一豊が、関ヶ原の戦いでの活躍を認められ、初代土佐藩主として高知に赴き、築城した城です。

 

高知城(2)
高知城の城内は、明治時代に高知公園として整備されました。高知名物のアイスクリンの売店も出ています(1998年8月撮影)
山内一豊が土佐に来たとき、最初は海沿いにある浦戸城に入城したのですが、土佐藩20万石の城下町を作り上げるに当たって少し山寄りの場所を選び、高知城を築城します。

完成は関ヶ原の戦いの3年後にあたる1603年。江戸時代中期に一度火事で焼失したものの、無事再建され、以来廃藩置県に至るまで270年もの間、山内家は高知城を拠点にして土佐藩を治めました。

明治維新での廃藩置県と廃城令により、日本各地に点在していた城が次々と壊されていく中で、高知城は城内を公園として整備されるのみにとどまり、奇跡的に天守閣などの建物が残りました。今では高知のシンボルとして、たくさんの人に親しまれています。

 

高知城(3)
高知城の天守閣と本丸正殿。江戸時代中期に再建された天守閣が今なお残ります(1998年8月撮影)
それでは、高知城へ登城してみましょう。

追手門から石段をゆっくりと登っていくと、高知城の天守閣が少しずつ近づいてきます。三の丸から二の丸に入るところまで来たら、ぜひ後ろを振り返ってみて下さい。最初の写真で紹介したように天守閣と石垣が織りなす目に映える情景が描き出されます。

そのまま二の丸から本丸に進むと、目の前に天守閣と本丸正殿が現れます。天守閣と本丸正殿への入場は有料ですが、天守閣の上の階まで登ることができ、高知市内の町並みを見下ろすことができます。土佐藩の歴代藩主も楽しんだと思われる天守閣からの眺めを体感してみて下さい。