市販の植え込み資材、アレコレ・1

ハイドロボールとセラミス
左がハイドロボール、右がセラミス
【ハイドロボール】
ハイドロコーン、レカトン、発泡錬石などとも呼ばれる、玉状で多孔質の人工用土です。高温で焼かれているので無菌で清潔、ハイドロカルチャーといえば、このハイドロボールを用いるのが一般的ですね。
使い方は、底穴の無い容器にこのハイドロボールと根腐れ防止剤を入れて、ハイドロカルチャー用の苗や根洗いをした植物を植え込みます。容器の底から1/5~1/4程度の水を入れ、これが無くなったらまた水を入れます。(専用の水位計も市販されています。)置き場所としては、直射日光の当たるところは避けましょう。
またハイドロボール自体には栄養素は含まれていませんので、適宜イオン交換樹脂栄養剤もしくはハイドロカルチャー用の栄養剤などを与えます。
一度使ったハイドロボールも、きれいに洗って日光消毒をすることで繰り返して使用することができます。

【セラミス】
セラミスグラニュー
セラミスは、根を傷めずに植え替えできるのが特徴
セラミス(セラミスグラニュー)とは、室内園芸用土として開発されたドイツ製品です。ドイツ産粘土を原料に高温で燃焼加工された顆粒状の土は、小さくて軽く、多孔質なので保水力にも優れ、無臭無菌で清潔です。
ハイドロボールと違う点は、根についた土を残したまま植え込めるので、根鉢を崩すことで根を傷めてしまうといった心配が少ないことです。また、底穴のある普通の鉢にも植え込みが可能です。保水力があるので毎日の水やりは不要で、セラミスが乾いて色が薄くなったら、全体にしみわたらせるように水やりをします。
底穴のない容器の場合は、水は容器の底から1/5~1/4程度にします。不透明な容器には、セラミス用のインジケーター(水分感知器)を使うと、水やりのタイミングがわかりやすいでしょう。また、セラミス用液肥も販売されています。

【カラーサンド】
カラーサンド植え込み例
カラーサンドを使った植え込み例
根腐れ防止剤に使われるイオン交換石(ゼオライト)に、植物性の染料で色づけしたもので「レインボーサンド」などの名称で市販されています。植え込みには底穴のない容器を使いますが、元々がイオン交換の働きで根腐れ防止に使われるものですし、軽くて保水性、通気性にも優れているという特徴があります。
様々な色を組み合わせて、サンドアートを楽しみながらグリーンも楽しめるので、インテリア性も抜群ですね。
植え込み例は、ガイド記事【10分でできるサボテン寄せ植え】のものです。
なお観葉植物を植える場合は根洗いをしてから植え込み、カラーサンドを湿らすように水を容器の1/5~1/4程度入れてあげます。その後は、カラーサンドが乾いてきたら水やりをします。乾いたカラーサンドは水をかけた時よりも色が薄くなるので、水やりの目安にできます。

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