土なしでガーデニング?!

植物
かわいいグリーンを室内でも楽しみたいけど……
室内で楽しむインドアガーデニングで困るのは、うっかり鉢を倒してしまったとき周囲に土が飛び散って悲惨な状況になる事……。そういった経験、皆さんも一度くらいあるのでは?特に小さいお子さんやペットのいるご家庭では、そういった状況が予測できるだけに、いまひとつガーデニングに踏み切れないという方もいるかもしれませんね。

ガーデニングに使う植物というのは、一般的にポリポットや鉢に植えられたものが多いですよね。苗であれ、花のついたものであれ、それらはみんな土中に根をおろしています。でも、だからといって「植物は土が無ければ育たない」というものではありません。ちょっと記憶を辿ってみれば、ほら小学生くらいの時にヒヤシンスの水栽培をしたこと、ありませんか?
そう、あのヒヤシンスをみてわかるように、植物というのは「土」が無くとも育つものなのです。となれば話は簡単、土で汚したくない場所では「土なし」で植物を楽しめばいいわけですよね。水栽培の場合は、万一倒してしまったとき水はこぼれてしまいますが、飛び散った湿った土に比べたら後始末は簡単ですもの。
そうはいっても、全ての植物がヒヤシンスのような形で水栽培できるわけではありませんし、それだけではバリエーションも乏しくて寂しいですよね。でも、土を使わない栽培方法にも、いろいろ種類があるのでご安心を!
※記事中にわからない用語が出てきたときは【ガーデニング用語辞典】へどうぞ

水耕栽培とハイドロカルチャー

水栽培
懐かしい水栽培に再チャレンジするのもいいかも
土を使わないで植物を栽培する方法は、植物の生育に必要な要素を含んだ培養液のみを使って溶液に直接根を張らせる方法と、水苔やウレタン、ロックウールといった根を支持するためのものを使用する方法に大別されます。
これらは水耕栽培、養液栽培、無土栽培(土なし栽培)などと呼ばれ、インドアガーデニングではおなじみとなったハイドロカルチャー(ハイドロポニックス)も、この土無しの養液栽培に含まれます。

現在、日本ではミツバ、カイワレダイコン、ミズナ(キョウナ)、レタス、トマト、イチゴ、メロンなど、実に多くの野菜や果実が水耕栽培されています。ガイド記事【インドアガーデニングのヒント】の3ページ目でご紹介した「セリ」などは、根の支持物を用いていないお手軽水耕栽培です。
一方、スーパーに並んでいるカイワレダイコンの根っこ部分にスポンジがついているのを目にしたことがあるかと思いますが、これはスポンジを根の支持物に用いた水耕栽培であることがわかりますね。
根の支持物には前述の他に、砂、小石、籾殻燻炭(もみがらくんたん)、ピート、パーライト、バーミキュライトなどが用いられます。この他にも、ハイドロカルチャー用として様々な植え込み資材が市販されています。

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