ボーダー花壇
植物の組み合わせが絶妙なボーダー花壇

ステップアップは「?」ではじまる

『我が家の庭って、どうもワンパターンでいつも同じ…』とか、『花は好きなんだけど、庭は何だかうまくまとまらない』といったことで悩んでいませんか?雑誌に掲載された素敵なお庭を見るにつけ『私のガーデニング、これでいいの?』と落ち込むこともあるかもしれませんね。

そもそも、俗に「緑の指の持ち主」とか「達人」と呼ばれる人と自分とでは、いったい何が違うのでしょう?ステップアップはこのように、まず疑問に思うことから始まります。人間、「なぜ?」とか「どうして?」が無ければ、進歩はありませんよね。
ガーデニングをしていると、「どうして、あそこの家の花は生き生きとしているんだろう?」とか「なぜ、家では枯れてしまうんだろう?」、「どうしたら、キレイな庭を保てるんだろう?」などなど、「?」が尽きることはないはずです。その「?」を、ただ疑問のままやり過ごしてしまうか、それともとことん突き詰めるか、そこが運命の分かれ道!芽生えた「?」を、着実なステップアップに繋げることができるか否かはここで決まります。

アプローチ
「達人」だって、はじめは試行錯誤したはず

達人への近道は?

「緑の指の持ち主」や「達人」と呼ばれる人たちも、初めからそうではなかったことは想像に難くないでしょう。いまは素敵なお庭の持ち主でも、「最初は雑草だらけで、どうしようかと思った」とか、「初めは失敗ばかり、花も枯らしてばかりいた」と言う方は少なくないのです。そういった先人達の試行錯誤には、「達人」の域にたどり着くためのヒントが隠されています。
仕事柄、ガーデニングのプロや達人、素敵な庭の庭主といった方のお話を伺う機会も多いのですが、その中で必ずといっていいほど話題に上るのは次の三点です。 どうやらこの三点が、達人への道に繋がるようです。

団粒構造
土の団粒構造

土を知る

ガーデニングにおいて土が重要であることは、既に皆さんもご存知のことでしょう。土は植物にとって「家」であり、また「食事」であるともいえます。根を張るのに適した状態ではないのに、すくすくと健康に育つことを期待するのは酷というものです。まずは自分の庭の土がどのような状態なのかを知りましょう。水はけは?水もちは?パサパサ?ネットリ?庭の中でも、場所によって土の状態は違うはずです。

良い土の条件には、排水性、保水性、通気性、保肥性が良いことが挙げられます。園芸用語でいう「団粒構造の土」が、この「良い土」にあたります。団粒構造とは、砂や粘土など様々な土の粒子(単粒)がくっつきあって小さな固まり(団粒)を形成して重なっている状態のことです。団粒と団粒の間には大きなすき間、団粒の中には小さいすき間があり、それぞれ排水、通気、保水、保肥に役立ち、植物が根を張りやすい環境となっているのです。
こういった良い土は、フカフカとしていて良い匂いがします。もし庭の土がこのような良い土でなかったとしたら、堆肥腐葉土といった有機質を混ぜこむことで土壌を改良することができます。まずは土を知り、植物が育ちやすい環境を作りましょう。

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