逆輸入で注目を浴びたギボウシ

ギボウシ

ギボウシ

ギボウシは中国から入って古くから日本にある植物ですが、現在のように人気を博していたわけではないようです。
このギボウシが注目されたのはかのシーボルトの功績が大きく、欧米でブームとなったギボウシが逆輸入の形で日本に入ってきたのです。
これがガーデニングブームと相まって、あらためてその魅力が認識されるようになったのです。

「ギボウシ」という名前は、その花茎の先についた蕾の形が橋の欄干についている「擬宝珠」に似ていることに由来します。

《 ギボウシ 》
  • 学 名 :Hosta spp.
  • 別 名 :ホスタ、ギボシ、ギボシュ
  • 原産地 :日本を中心に東アジア
  • 科 名 :ユリ科
  • 属 名 :ギボウシ属
  • 性 状 :多年草
  • 開花期 :6~9月
  • 花言葉 :静寂、沈静、落ち着き
     

ギボウシの魅力

ギボウシの魅力といえば、まずその豊富な葉色が挙げられるでしょう。
ギボウシにはオオバギボウシ(H. sieboldiana)、コバギボウシ(H. sieboldii)、イワギボウシ(H. longipes)など、多くの品種があります。
葉色も暗緑色から明るい緑とバリエーションが豊かで、変化に富んだ斑入りの品種も数多いのが特徴です。
また日陰に強い植物として、シェード・ガーデン(日陰の庭)を彩るのに欠かせない存在となっています。

ギボウシの花
ギボウシ‘ゴールデンティアラ’の花
それに加えて、葉の中からすっくと立ち上がる花の美しさも魅力です。
中国ではギボウシにまつわる「玉簪花」(玉のかんざし)という伝説があり、そこでは天女の持つ簪(かんざし)が落ちた場所からギボウシの花が咲いたとされています。
長い茎の上に可憐な花を咲かせる様子は、なるほど簪のようにも見えますね。

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