~~ 自分のクセを知る ~~

以前「鉢選びのコツ」の中で、自分にあった鉢選びとしてちょっと触れましたが、人それぞれ『水遣りのクセ』というものがあります。
どうしても毎日水遣りしたい人、植物がぐったりしてから慌てて水遣りをする人など、様々です。
前者は素焼き鉢に排水の良い土を選んで根腐れを起こさないようにしたり、後者は乾きにくいプラ鉢に表面をパークチップで覆って乾燥を防止したり…といったことで水遣りのクセをカバーすることができます。
まずは、自分の水遣りのクセを知りましょう。


~~ 臨機応変な水遣り ~~

メルマガVol.56「水やり名人は、花名人」でご紹介したこのエピソードを覚えていますでしょうか?

──液肥は施肥期間内は週一回あたえますと言ったら、雨がザアザア降っている中で傘をさして蘭に液肥をあげている人がいたんです。肥料分が流れてしまいますよと言ったら、『あんたが週一回やれと言ったんだ』と怒られました──

どしゃぶりの雨の中、庭に水をまく人はいないと思いますが、融通が効かないことの良い反面教師だと思います。

水遣りはただ毎朝何となく、それこそクセで・単なる日課でというのではなく、土の乾き具合や植物の様子を観察してから与えたいものです。
病害虫の早期発見にもつながりますので、毎日のチェックを心がけたいですね。

庭の場合は前述のように頻繁に水遣りが必要なわけではありませんが、一口に「庭」といっても場所によって日照が違うので、当然土の乾き具合・湿り具合も違ってきます。
また、植えられている植物が乾燥を好むものか、他のものより水分を必要とするも のかによっても水やりの加減が違ってきます。(もちろん、適地に植えることは大前提ですが…)

水を欲しがっている植物に、必要なだけ水やりできるようになれば、ガーデナーとして一人前と言えるのかもしれません。

恵みの雨が降ったから…と、土のチェックを怠るなかれ!
「雨」といっても、霧雨やサッとした通り雨程度では地面はすぐに乾いてしまいます。
特に戸外の鉢物は、「外は雨だから」と安心しないことです。
庭には充分降ったように見えても、鉢物は軒先でちっとも雨がかかっていなかった…ということもあります。
やはり自分の目と手で、土の乾き具合をしっかりチェックしましょう。