根は、株を分ける前に半分ほどカットするのですが、用土が入り込んでいてカットしづらかったので、菜ばしを使って先に用土を落とすことに。

根を半分ほどカットし、さらに入り込んだ用土を落とします。
古く痛んだ根や、ひげ根も整理します。

根の整理が終わったら、バルブ3個ずつを目安に、株を分けます。
手で千切れないときは、ハサミで切り分けます。

分けた株は、新しい用土を使い、鉢に植え付けます。
鉢の大きさは植付ける株より、少しだけ大きいものにします。
大きすぎる鉢は、花が付きにくくなります。

株分け終了です。
一つの株から、三つの鉢になりました。
この後はしばらく室内の窓辺で管理します。
水遣りは、用土が乾いたらたっぷりと。

それから施肥についてですが、シンビジュウムにとって株分け後は、いわば手術後の状態です。
したがって、肥料は根が回復するまで、おあずけとなります。(約1ヶ月)

通常の施肥期間は、5月初め~9月末ですが、いまから株分けすると施肥は5月中頃~9月末になりますね。
まずは1000倍液肥ではじめて、固形肥料を与えるのはさらに1ヵ月後位からにします。
要は人間と同じですね。手術したのですから、オモユで始めて徐々に固形が取れるようになるわけです。

また、株分け後の翌年は花がつかない場合があります。
これは株分けすることにより、株の勢いが衰えるためで、このようなことからも、次の株分けは2~3回鉢増しして株が充実してからとなります。毎年の株分けは禁物!株分けは数年おきに

ガイド記事「イーハトーブいわて世界の蘭展」でも、シンビジュウムの年間管理について少し触れましたが、5月以降戸外で管理するときは、40~50%の遮光ネットなどで日差しを調節します。
葉はコンパクトに、花芽をつけさせるポイントになります。
上手に管理して、長く楽しみたいですね!





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