一人暮らし/一人暮らしの関連情報

一人暮らしスタート直前チェック(2ページ目)

この春から一人暮らしを始めるあなた、新たな生活に期待を膨らませていると思いますが、ちょっと待って。手続や準備などうっかり忘れでつまずかないよう、直前チェックをおすすめします。

河野 真希

執筆者:河野 真希

一人暮らし・簡単一汁三菜レシピガイド

手続編ポイント解説

「転出届? もう新居に来ちゃったけど…」

役所
転出届・転入届以外にも、人によっては国民健康保険や国民年金などの届を自治体に提出する必要があります。一度にまとめて手続すると、時間の無駄がありません。
引越をすることになったら、自治体に転出・転入の手続が必要です。引越日の14日前から、引越前の役所で「転出届」が受け付けられます。そこで「転出証明書」を発行してもらい、それを引越後14日以内に、新しく住む引越後の役所に「転入届」とともに提出します。

引越前に転出届を出し忘れてしまった場合、郵送でも手続は可能です。自治体のホームページを確認するか、直接問い合わせをしてみましょう。また、同一市区町村への引越の場合、「転出届」は不要で、引越後に「転居届」を引越後の役所に提出します。

なお、転入届は14日以内に提出しないと、5万円以下の過料が科されることがあると定められています。よほど悪質な場合でなければ、何事もなく受け付けてもらえることがほとんどですが、引越の慌しさに忘れてしまうことのないよう注意してくださいね。

詳しい引越の手続については、ガイド記事『引越にまつわる連絡と手続き』にまとめてありますので、併せてご覧ください。

「汗を流そうと思ったら、シャワーが水!?」

ガス点検
ガスの開栓依頼はインターネットからだと、手軽です。深夜でも受け付けしていることがあります。後回しにせず、思いついたら、すぐに連絡しておきましょう。
電気・水道・ガスといったライフラインを使用するには、引越の際に手続が必要です。電気・水道については、引越後に新居にあるハガキを送るだけでも、すぐに使うことができますが(ただし、ブレーカーが下がっている、止水栓が閉まっていることがあります)、ガスについては立会いのもと、開栓をしてもらわなくてはなりません。

3、4月は引越シーズンでガスの開栓作業が混雑することがあります。希望の日時に来てもらうためには、早めに連絡を入れて、予約をしておきましょう。そうでないと、すぐにシャワーもガスコンロも使えず、寒くて、ひもじい思いをしてしまうかも!?

「住所変更手続、あと何があったっけ?」

電話連絡
急ぎではない手続は引越前の慌ただしさが一段落してからでも大丈夫ですが、あんまり後になると忘れてしまうことも。落ち着いたら、まとめて手続しておきましょう。
引越に必要な住所変更手続。忘れやすいのが次のものです。

・ 郵便物の転送届
・ 携帯電話
・ クレジットカード
・ 銀行
・ 保険

その他、必要に応じて、自分が通っている病院やスポーツクラブ、クリーニング店など、住所登録をしているお店などにも変更を申し出ておきましょう。


次のページでは、引越編で起こった失敗のポイントをまとめてご紹介します。>>次のページへ
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 6
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます